2016-04-23

美人友達

もう10年近く前、私が最初入社した会社の同期に、すごい美人がいた。

A子と呼ぶ。

どのくらい美人かといえば、男を連れていても、「初見だけど一目惚れした!」と飲食店店員乱入して告白してくるくらい。

素っぴんでさえ佐々木希よりも神々しい。

その場にいるだけで、空気が華やぐ。

A子には、身なりに関して思い切りの良さがある。

はじめてあった時は入社式の時。

お尻まで届く長い髪だったのに、次の週にはショートカットになっていた、

A子は1度も髪を染めたことがないという。

ピアスをあけたこともないという。

私は毎朝前髪に悩み、髪色を変えたらオシャレになれるかなと思ってジタバタしたりするのに、A子はたぶん、そういう悩みがないんだろうな。

もちろん、A子だってオシャレに興味はあるのだろうけど、似て非なる悩みだと思う。

私は、どうにかしてマイナス100をゼロに、あわよくばプラスにできるかの悩み。

A子のオシャレは、純粋気分転換だと思う。

A子はお母さんと洋服を共有するという。

どんな服を着たってかわいい

A子がRV車を運転したらセレブに見えるし、コンパクトカーを運転しても都会的でスマートに見える。

少し前に、FBでA子とつながることができた。

A子は証明写真のような無表情で正面からシャリしたものLINEFBプロフ画像にしてる。

実物がもつオーラのようなものはないが、そんな写真なのに十分すぎるくらい美しい。

A子はまだ独身だった。

恥ずかしい話だが、A子より先に結婚したことを誇らしく感じる自分がいた。

その自分に気がついたとき、どうしようもなく自己嫌悪した。

勝ち負けなんかじゃなく、好きだから結婚したのに。

女の本性は、ホント醜い。

A子は、勝ち負けなんかじゃなくて、純粋恋愛できるんだろうなと思うとうらやましい。

一方で、あれだけ美しすぎると、好まざる男も惹きつけるだろうから、それほどイージーモードではなくて、だからまだ独身なんだろうなともおもったり。

もう、誰かと比べたりせず、夫と子供を大切にして生きていこう。

ダサいおばさんになっても、幸せならばよいのだ。

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