★★★★☆
2巻3話。
自分を18の年頃の女だと考えてBJの身の回りの家事をしようとするが、ことごとく空回り。
BJを愛しているというピノコに対し、金を積まれたから手術をしただけで、自分は人を愛せない人間なんだと話し、拒絶する。
手術中に、腎臓がつぶれてしまっていることが判明した際、ピノコは自分の身体を使えと言うが、BJはそんなバカなことを考えるかと一蹴。
両親に腎臓提供について打診するが、金にがめつい父親の値引き交渉に付き合っていたせいで子どもは死亡してしまう。
どうして自分の身体を使わなかったのかと問い詰めるピノコを追い払い、
机で一人歯を食いしばって悔しさに耐えるBJの姿を見て、ピノコはそっとベッドに戻り、先生愛ちてるとつぶやくのだった。
うーんほんと収録順めちゃくちゃだな・・・
なんでこんな順番にしたんだろ・・・
それはともかく、ほかならぬBJが一番人を愛してるんだなってのがよくわかる無言の悔しさの表現がすごくよかった。
「私には愛なんか無意味だっ」
「私はな ひとを愛せない人間なんだっ」
「私はな 金しだいでどんな手術でもするんだ」
「かん違いするなよっ 大金を積まれたから あの手術をしただけだ!」
ピノコ愛してる
二度死んだ少年
えらばれたマスク
白いライオン
シャチの詩
二つの愛
幸運な男
閉ざされた三人
奇胎
からだが石に…