2015-07-30

アウトプット定義

アウトプット定義がはっきりしていない仕事は非常にやりづらい。

これを初めて実感したのは3年前の新人とき忘年会幹事を任されたときである

弊社(大企業情報システム子会社)の忘年会では毎年案件の内容をパワポにし紹介するのが恒例なのだが、そのパワポづくりがはっきりいって大変だった。

中途半端にワーク・ライフバランスがいきわたっている弊社では、先輩方は「パワポなんか最低限でいいよ」といってくれる。そうはいっても手を抜いて作るのは新人的にはない。そして新人の精一杯水準でパワポを作ったら、幹事である先輩方の最低限にはどうやら満たないらしくダメだしをされる。

自分たちなりに、昨年レベルを満たす自分たちなりに考えた精一杯のものを完成イメージとして作成して見せているのだが、先輩方のイメージとは違うらしく出すたびに駄目だしされる。

正解のみえないパワポづくりを続け、レビューのたびにダメだしを食らう毎日新人の頃は疑問ももたずにおこなっていたが、今考えると上の人に見てもらって承認を得るというのが必要なのならば、上の人は完成イメージをはっきり提示することが義務であると思う。

まあ忘年会幹事なんかでなく実際の仕事では完成イメージをはっきりさせるのも仕事受け手側のやるべきことであるが、しかしそれでも比重としては依頼側のほうが大きいはず。頼むだけ頼んで出てきた成果物文句をいう、なんて態度では依頼側はいけませんよーという話。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん