ツタンカーメンすごい、まじすごい。
何がすごいって生まれ育った家庭がまずすごい。
王家なのはいいとしても、お父ちゃんがとち狂っててまじやばい。
ある日、アテン神というよく分からない神様への信仰に目覚めちゃう。
本人も改名して、アクエンアテン(アテンに仕える者)みたいな変な名前にしちゃう。
今でいうなら、親父が突然新興宗教にハマって、変な名前を名乗り出した挙句、修行とか始めちゃう感じ。
つまり、ツタンカーメン、血濃すぎ。でも、これ古代エジプトでは普通のこと。
結局、そのお父ちゃんは大騒ぎしたあげく、民衆の支持は得られないまま志半ばで憤死。
そして、息子であるツタンカーメンが若干9歳にして王位に着くことに。
もう新興宗教はやりませんよって言って、昔の信仰を復活させる。
今でいうなら、自分も2世なんだけど親父がはまってた仏教系の新興宗教にはうんざりしちゃって
ちなみに、ツタンカーメンの奥さんとなったのは、
アンケセナーメンっていう人なんだけど、この人実は、お父ちゃんの前妻。
嫁ビッチだなおい。
そんなツタンカーメンも即位してから10周年、19歳のある日ひょんなことから骨折してしまう。
そして、生来の虚弱体質が影響してか、なんとそのまま死んじゃう。
ここでツタンカーメンの不運も終わるかと思いきや話はまだ続く。
ツタンカーメンのミイラを作ったミイラ職人は、やたら茶目っ気のある人間だったのか、
よせばいいのにツタンカーメンの男性器を90度曲げて天井に向かった状態で固定した。
さぞかし驚いたことだろうと思うが、そこはさすがに考古学者。
おかげでツタンカーメンのミイラは勃起していたなんていう話が広がるハメに。
誰かの茶目っ気のせいで後世でまで笑いものにされる。