2013-12-08

アニメが好き」「ゲームが好き」と「物語が好き」の間にある溝

ドラクエのような一本道のゲームがつまらない、という話に違和感があるのは、見出しに書いた理由からだ。

RPG物語が一本道だったとしても、楽しむことができるのは確かだ。

キャラクター自己投影したり、映画を見るように筋書きに没頭したり。

ただ、それはあくまでも、子供のころに楽しかったという思い出の中の話である

ゲームとして、それがどれだけよくできている話だったとしても、

物語」という、有史以来続く土俵の上で戦うには分が悪すぎる。

から、考え方の温度差ができる。

ゲームのファン、アニメのファンが、好きなゲーム、好きなアニメを語るいっぽうで、

物語好きな人間は、小説映画と同じ範疇比較する。

そうすると結局、子供のころは楽しかったけれど、大人になるとちょっと……となる。

ライトオタクと本来のオタク」や、「漫画を書きたいなら漫画だけ読んでいてはダメだ」という話にも繋がるだろう。

もちろん、この考え方について、人文系の一部にしか通用しない、スノッブ教養主義的な考え方と言うこともできる。

しかし、教養好きな人間としては、オタクが作品を「布教」するように、こちら側に人間引き込みたいと思ってしまうのだ。

  • 本当に「物語」が好きな人なら、アニメやゲームという媒体にこだわらず、自分が面白いと思ったものは面白いと語ると思うが。作曲家の冨田勲は、初音ミクを偏見なく分析し、楽器と...

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