2013-09-09

秘宝系ライターパターン

モヤモヤ超大作「マン・オブ・スティール」のスーパーマンが煮え切らない件

昨日から上記のエキサイトレビューマン・オブ・スティール感想文(あれをレビューとは言いたくない)とそれに対する批判が話題になっていたので前から思ってたことをなんとなく書いてみる。

いわゆる秘宝系というか町山氏柳下氏あたりのフォロワーありがちなパターン

ブッシュ嫌い小泉嫌い阿部嫌い石原嫌い橋本嫌い

B級映画大好き

 特にB級アクションゾンビ映画など馬鹿映画と呼ばれるものが大好き

亀山千広製作する映画などテレビ局主導の大作邦画が大嫌い

 まあこれはネット上じゃどこもそうだろうけど

・でもダメ邦画ディスる時は面白い

 そういう時「だけ」面白い奴も多々(破壊屋が面白いのって幸福の科学映画ネタダメ邦画ランキングだけでしょ)

・悩むヒーローは嫌い

 馬鹿映画が好きなので

反原発

他にもいろいろありそうだけどもうめんどくさいのでこのくらいに。

箇条書きマジックもあると思うけどそれでも似たようなのばっかだなと。

秘宝系の特色はよくも悪くもキネ旬的なお行儀の良さを捨ててつまんない映画スタッフに「よくもこんな駄作作ったなバカヤロウ!」と言っちゃうレビュアー感情を表に出すとこにあると思う。

(この手の映画誌が黙殺していたB級映画の発掘再評価とかも功績としてあるけどここは今は置いておく)

でもそれは批評性を失くしたただの気に食わないもの罵倒するだけのレビューとは呼べない感想文になる危険性と表裏一体で今回のスーパーマン評はまさにそれ。

「おのれノーランお前のせいでこのヒーロー破壊されてしまったぞ!」という恨みつらみを吐き出しただけの文はレビューとは言わない。

ちなみに今出てる映画秘宝10月号の柳下氏のマン・オブ・スティール評は同じくノーランへの怒りに満ちていますが、これは評として成り立ってると思います

ジムガンダムの差を確認したい方は読んでみるといいかも。

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