修士1年のこの時期になって、大学院なんて来なければ良かったとよく考えるようになった。
それを思えば院試の勉強も苦じゃなかった。というか、4年間でやってきたことをだんだん思い出してくるのが楽しくて、気がつくと問題を解くのに夢中になっていた。
進学後に受けた色々な講義もやはり面白いものが多く、テストにビビりながらもなんだかんだで楽しめたと思う。
一応、個人的な進学の目的は果たせたのかもしれない。
問題は、研究だ。
私は研究に向いてない。
この重要なことをやっと自覚できたのは院試を終えてまもない頃。
研究室は放任主義で、ゼミはほぼ進捗報告会。事務的なものを除けば、日常的な教授との交流はほとんど無い。
そもそも研究とはそういう物なのだろうが、すべてを一人でやらなければならなかった。
進まない。進まない。
壁にぶつかるたびに遠回りし、計画通り進めることができず、徐々に大きくなっていく研究の遅れ。
学部の方はどうにかこうにか卒業まで漕ぎ着けたが…
このままでは修士論文が書ける所まで研究を進められるかというと、正直言って自信がない。
卒研の前科があるため教授からも信用がなく、この前もこのままなら卒業させるわけにいかないとプレッシャーを掛けられた。
今年度中に何か形にできなければ、1年延長だそうだ。
でも、こっちは就活が忙しい上に、生活のためのアルバイトもしなくちゃならない。
僅かな時間で、そこまでのものができるのか?
「これはもう詰んだかな」って考えがふと頭をよぎった後、ゆうべは一睡もできなくなってしまった。
食事も丸一日ほど食べられずにいる。
どうすればここから脱出できるんだろう。
中退してエンジニアになればいいよ。 http://blog.riywo.com/2009/02/27/120733 これの真似しろ。 研究に興味無いタイプの方が確実に成功する可能性が高い。 俺の周りでも「勉強は好きだけど研究...
「放任主義」ってのは「なにもかも自分でやらせる主義」のことではない。 苦しくなったら教官なり先輩なり捕まえるのも研究のうち。煙たがられる位なら開き直って教官なり誰なりと...
大丈夫だ。皆が通る道だ。とにかくインフルエンザとノロに重複感染したことにして、研究室から1週間休みを取れ。その1週間にやるべきことは以下。 1.寝る。素敵な布団を用意して...
まだ、M1じゃないですか。全然大丈夫だよ。 要するに、問題は、確実に大学院を来年修了することだよね。で、最初に言っておくと、修論には最低限の体裁というものがあって、そこで...