2011-02-04

神様最高の一日を一回だけでも

一度でいいから、可愛い女の子休日デートをしてみたい

勇気を出して誘って、okを貰って舞い上がって、とうとう今日。眠れないまま朝、顔を洗って髪をチェック。

自分なりに考えたおしゃれな服で、待ち合わせ場所でもじもじして待つ。

遠くから来た女の子私服を見て、いつもと違う姿にドキドキ。顔をパッとさせて、「行こっか」ってぎこちなく歩き出す。

映画ゲーセンショッピングモール、一通りのデートコースを回る。同姓の友達と行くのとぜんぜん違った景色

歩いてて、ちょっと肩がぶつかったりして、お互いを意識。髪からシャンプーの匂いがする。女の子ってこんないい香りなんだ。

昼食は、時たま無言になっちゃうけど、話題を出して場をつなぐ。途中トイレに立った時は、鏡の前でいつも無頓着髪型を整える。

夕方日が暮れて、そろそろデートの終わりを迎える。今日は一日楽しかったねって、勇気を出して言ってみると、

女の子が満開の笑みを浮かべ、それに見とれて時間が数秒止まる。このままずっと見ていたい

駅に着くまでの数分間、買い物のバッグを持ってあげようとして、さりげなく一緒に手も握ってみる。

どうしよう、振りほどかれたら。でもずっと握ったまま。柔らかくて暖かい体温を感じて、心がキュンとした

そろそろお別れ、バイバイの時がきた。ゆっくりと手をほどいて、正面に立つ。彼女は憂いを帯びた微笑を向けてくれる。

ペコリとして、手を振って、このまま抱きしめたい衝動に駆られるけど、彼女は行ってしまう。

後姿、風になびく長い髪とスカート。見送ったら、そろそろ自分も家に帰ろう。

家に帰って、風呂に入って歩きつかれた足を癒す。

疲れた体が、ゆっくりと眠りに誘う。あの彼女の表情を思い浮かべ、ニヤニヤしながら布団に入る。

・・・・・・・・・そしたら、もう二度と目が覚めなくてもいい。

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