まぁ、いろいろなレベルがあるだろね。芸能人みたいにその人であること自体に意味がある場合は、どうやったって代わりが効かないだろうし。あと、総理大臣とか大統領とか、あるいはその地域に唯一の医師とかね。
ただ、芸能人の場合は別として、国家のリーダーに限らずあらゆる組織のリーダーは、自分が不慮の自体で責務を果たせなくなった場合に備えるべきだし、医師の例にしてもお役所なりどこなりに (病院の仕組みはよく知らない)「自分がぶっ倒れたら患者たちはどーすんだ」とか交渉して、いつでも他の地域から医師を連れて来られるようにしておくとか、なにかしら備えるべきだろう (しかし、これは医師の仕事ではない気がする)。
件のブコメは、取りようによっては組織内で仕事をするにあたっての視野の狭さを責めてるとも見れるわけで、社畜云々とはまったく逆のことを言ってるように見える。
俺なんぞは「俺がいなくなったらどうするか? んなことを考えるのは上司の仕事であって俺の知ったことじゃない」って人間なんで、真に無責任と言えるが。だって、実際に責任なんかないし。まぁ、これは余計な話か。
余談をさらに続けると、以前勤めてた会社を辞める直前、一緒に仕事してた後輩と飲んだときに「○○さん (俺のことね) がいなかったら、あの仕事をあんなふうに解決はできませんでしたよ!!」っておだててくれたんだけど、「いや、あれをあんなやりかたでできたのは俺だけだろうけど、誰がやっても、なにかしらその人なりの方法でなんとか解決したと思うよ」って答えたんだよね。世間一般、大抵の専門家の代替可能性なんてのはその程度のもんだと思うよ。