はてなキーワード: フェイクニュースとは
日本とアメリカでは画像生成AIの使い方が異なる。まずはその辺りを理解しないとだめだ。
単純に言えば日本人は萌え絵を描かせているのに対し、アメリカ人はフェイクニュースを作っている。
まず、画像生成AIが流行り始めたのは2021年、今から3年程前の話。DALL-Eが公開されたことに端を発する。
当時はまだヘンテコ画像なクオリティだった。リンク先を見て欲しい
ところがこれがネット上の愉快な悪戯者に見つかった。彼らは次々にヘンテコ画像を作って遊び始めた。
アメリカではネットミーム文化が根強い。ヘンテコ画像を作る DALL-E は彼らのおもちゃにピッタリだった。
オバマ氏とトランプ氏がディープキスをしたり、はたまたダンスをしたり。機関車トーマスが暴走したり。私が見ていた頃はそんな感じのおふざけ画像が量産されていた。
流れが急速に変わったのは去年の夏あたりだったろうか? トランプ氏が逮捕されると噂されている時期だった。
Midjourney を使ってフェイク写真を生成し、トランプ氏を主人公にした「ショーシャンクの空に」をTwitterに投稿したのだ。
ところがこれが本物の画像であると多くの人が信じてしまい大騒動となった。
逮捕された画像生成者は抗議をしていた。「皆がやっていたのに」と。
日本での流行はかなり遅れて、あるアルファ・ツイッタラーが萌え絵を生成させたのが最初だと思う。
一連のTweetはTogetterにまとめられてホッテントリに入った。多くのブクマかが最初に認識したのはそこではないか。
当時、萌え絵なんてとても見られるクオリティではなかった。そもそも萌え絵を生成する様なやつはそれまで誰もいなかった。
TogetterにまとめられていたTweetは、おそらく数千枚生成された中での奇跡の一枚を載せたのだろう。これは誠実ではないな、と当時は思った。
ところが大量のユーザーが増えたことで開発者側も萌え絵特化モデルを次々と作り始めた。嘘から出た実。現在のクオリティはご存知の通り。
AI エロ 儲かる site:https://anond.hatelabo.jp で検索してみて欲しい。
このようにAI絵で儲けているという投稿がなされ、小銭を稼ぎたい人たちはそちらに殺到したのだ。
まとめよう。
アメリカ人はフェイクニュースで小銭を稼いでいるのに対し、日本人はエロ絵で小銭を稼いでいる。
後者はせいぜい一部のオタクが困るだけなので規制論にはなかなか繋がらないということだ。
日本でも政治家を使ったフェイクニュースを大量に流す奴が現れたら、一発で規制に傾くと思うよ。
「実のところ、私はとうに覚悟を決めているのだ。女だてらに家を飛び出して兵士に志願したときからな。……なに、気にすることはない。これは戦場ではよくある作戦なのだ。放っておけばゴキブリのように増える下等民族の女を犯すことで二度と産めない心身にしてやる。ボランティアなんだ。私もよく部下たちに指示したものだ。最初は彼らも皆、故郷の恋人に顔向けできないだとかこんなことは神聖な軍のやることではないだとかたわごとをわめいて泣くのだがな」
薄暗い取調室で、窓からの光を浴びた彼女の金髪だけが白く浮かび上がっていた。
女は敵国の捕虜。しかし捕らえられた彼女は生きて捕まったときに屈辱の表情を浮かべた以外、至って冷静だ。
女は自軍での女性捕虜に対するとんでもない扱いを暴露した上で、挑発的に口角を上げる。
「というわけで覚悟はできている。どうだ、やらんのか?」
女の態度に、これを捕らえてきた血気盛んな若い兵士たちからたまらず上擦った声が上がった。
「く……っ殺せ! この女を殺せ!」
「やらないよ。お前の罪は法廷で裁かれるーーお前の国と違って」
そしてかがみこみ、女と目線を合わせた。
「それが文明国というものだ。捕虜を現場の兵士が私的な腹いせで裁く、それもフェイクニュースでゲリラに仕立て上げた一般人をーーそんな貴様らのやり口に我らの人口は半減し、ついに耐えかねて武器を取った。おとなしく降伏してもゲリラとして殺されるなら本当に一矢報いてやる。そうして我々は貴様がゲリラだゴキブリだというものになった。挑発しても無駄だぞ。どうせ貴様は自分の体すら、我々が野蛮だというプロパガンダに利用するのだろう。貴様は国際法できっちりと裁く。恥を知れ」
それを聞いた女は、ふふ、ふふふ、と肩を揺らして笑い出す。
「何も知らされてないんだな、可哀想に。君たちの味方だって同じだ。私と同じことをしているよ。実のところ、学のない私は君たちの軍からよく学んだことを繰り返しているにすぎないのだ。ーー私の母はおとなしくしていれば娘には手を出さないという約束を破られて初めて抵抗し君たちの味方の銃で蜂の巣にされた。上の姉は拉致されて行方知れず、助かったのは目と四肢を潰された下の姉と、ちょうど買い物に出ていてすべてが終わった後に帰ってきた私だけだった。その姉も今頃生きてはいないだろうな。助けるべき家族を見捨てて、復讐に駆られた私はその脚で兵士に志願した。私の罪だ。私が姉を殺した」
「なに、同情することはない。これはさっきも言った通りよくある手段なんだ。君たちにもそんな過去のひとつくらいあるのだろう。例えばーーそこの新兵。そう、君だ、顔を真っ赤にして震えているお前のことだ。さしずめお前の家族も同じことをされたのだろう? だって私が初めて殲滅した村の子がゴキブリのように生き残っていたら、ちょうどお前くらいの年だ」
若い兵士は戦犯の顔を見つめ、何かを思い出したように悲鳴をあげた。たちまち少年は上官に引きずられて外に出されていく。
尋問官が額に汗を浮かべながら言った。
「ひとつだけ訊きたい。なぜ自分も同じ目に遭いながら犯し掠奪し、幼児に至るまで殺戮し、しかもその跡を灰燼と帰すまで焼き払うような真似ができる?」
女は光のような金色の髪を揺らして首を傾げ、あどけない顔で笑う。
「私のような子を二度と出さないために」
Hrm. ALPSだったら「『エビデンス』いいますけど偽じゃないでしょうね?」って話にならなくね?
“人間、リンクの先にあるテキストすら読まずに評価を下してなおエビデンスを重視する側であるという自己認識になれるので、すごい”
“「論破ブーム」なるものでエビデンス重視の度合いが高まったわけでもない”
“分断や孤立化からの懐柔や圧迫のために歪曲した情報を用いたりする「フェイクニュースの手口」の延長線上、むしろその一部として「自称エビデンスの手口」が存在しているという話で。”
“多数の偽装という過去経緯から全く信用されていない主体が主張する「自称エビデンス」が信用ならないのは当事者からしたら「それはそうでしょ」としか言いようがないわけで。”
“「真理や普遍的な価値、線引きと分断の手口への警鐘」の話を「エビデンスなしのフェイクニュースをさせろと主張している」という話に変形して受容させられる羽目になっているのが、すでに「嵌め込まれている」のであって……。”
“エヴィデンスベースの議論においても勝ち誇るような態度を取ることは慎んだ方がよいのではないだろうか(まあそういう人往々にしてエヴィデンスを精査する能力も持ってなかったりしますが)”
原発の処理水放出のあたりで、野党支持者周りが揚げ足取りで反対していくのをみて、なんとも頭が痛くなってくる。
嫌いなことを反対したいためにいろんな”証拠”を探しているんだろうけど、よくないですね。
例えばAさんっていう偉い人がいて、その人が不正や性犯罪を行っていたということが明らかになれば、当然Aさんを批判して、Aさんが不正に得た利益を元に戻したり、被害者を救済したりしますよね。これは当然。
Bさんっていう偉い人がいて、なんか悪いことやってる風かもしれないが、実はやっていない。けど不正や性犯罪をやっていたと批判して、Bさんの影響力を削ごうとする。これはBさんは被害者ですよね。
冷静に考えれば後者はやっちゃいけないことっていうのはわかるでしょうけど、Bさんが悪だという認知に固執して、それを否定するのが不可能になっているんだろうね。
そういう捏造するタイプの人にとって事実というのは、「信じるか、信じないか」の二択でしかなくて、与太話でも「じゃあ、個人的にメリットある信じるほうをするわ」っていう考えて信じたりする。
これらの批判を止めようとすると、「表現の自由だ。我々の批判を否定するのは言論弾圧だ」という被害者ムーブをかます人がいる。
人はどんなことを思うのも自由だし、表明することも自由だが、表明するには説明する責任もあるし、何が正しいか第三者に評価されるし、嘘だと分かれば断罪されるということをちゃんと理解していただきたいですね。