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2012-02-10

小林賢太郎について思うこと

もう10年かそこらくらい、ラーメンズや、小林賢太郎単独の舞台や作品を見ている。

この間も最新作の「うるう」(小林賢太郎演劇作品、KKPに分類されている)を観てきた。

もちろん、彼らしい、素晴らしい作品だった。彼が38歳のおじさんに片足突っ込んでいる年齢とは思えないくらいの体力を舞台から感じられて、ファンとしてすごく嬉しかった。

でも、思うところがある。

ここのところ、小林さん、新しいことやってない気がする。

Potsunen、小林賢太郎テレビは同じ仕組を使って新しい話を繰り出してることが多い。(もしかしたら目立つので多いと感じるのかもしれない)

うるうもそう。まだ東京公演と大阪公演が残ってるはずだからネタバレは避けるけど、僕はこの舞台の随所に散りばめられた「笑い」は彼が「創りだした」「過去手法」を使ってる部分が多かったと感じた。

僕はもうそろそろ小林賢太郎がつくりだした「新しい」「表現方法」を使った「笑い」を見たい。

そして、うるうを観て、小林賢太郎は、自分自分自身を収束させようとしているのかなと感じた。

過去自分が創りだした手法を用いて表現し、客席を笑わせる彼を観て、自分も声を上げて笑いながら、ふと、そう思った。

僕の杞憂かもしれないけれど。

いうなれば、ロックバンドの解散前みたいな感じだ。ライブで昔の曲をやり、昔からのファンはしみじみする。解散ライブではそのバンド集大成、総集編みたいなセットリストで〆る。

ラーメンズ本公演が何年もやらないのは、ファンとしては当たり前のことだ。いつまでもゆっくり待ち続ける。

上に書いたことは僕の思い過ごしであればいい。切に願う。

ちなみに、僕は「男女の気持ち」が一番好きなコントです。

2007-03-05

http://anond.hatelabo.jp/20070305160720

エンタ字幕が出るかどうかがひとつのボーダーライン。心を空にして字幕のないネタを見ると案外面白い(ただし、エンタ色に染まってしまっていることは否めない)。

まあそれはそうとして、いったいディープお笑いファンとは何なんだろう? 笑金エンタや(現在の)はねとびを見て爆笑するやつはレベルが低い。よろしい。

じゃあラーメンズのファンはレベルが高いのか?(いっておくがラーメンズ馬鹿にしているわけではない。ていうか、昨日もKKP観た)。やりすぎを観てればレベルが高いのか? M-1観てブログにえらそうな感想を書くやつがレベルが高いのか? baseルミネ5じ6じに行くやつは? いやいや、中野のちっさい箱に行くやつがレベルが高いのか?

別にいいじゃんってことだ。ゴールデンテレビ観て笑えなければ消せばいい、ようつべで昔の映像を観たり、ド深夜の番組を観たり、ラーメンズDVDを借りたり、(そこまでの気力があれば)ライブハウスに行って名前も聞いたことのない芸人を見ればいい。別に増田に書くようなことじゃない。ざ・たっちだって出始めはマイナーというか、コアな芸人扱いされてたんだし、クイックジャパンがはねとびの特集を組んだ時代もあったわけだ。

(追記)っつーか、最初に武勇伝見たとき(ゲンセキで)は結構衝撃だったよ。

 
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