はてなキーワード: 七五三とは
結婚式(+披露宴)は、ふつうはご祝儀でほとんど元は取れるから、金の心配はしなくてもいい。
100人あつまれば単純計算で、300マン集まるし、親戚や会社の偉い人なんかは結構つつんでくれる。
実際結婚の準備はかなりめんどうで、やりたくない気持ちもわかる。でも、親類関係を維持するためにはやる意味がある。具体的には、たとえば一生に数回しか合わないだろう遠い親戚でも、親が死んだときとかには連絡をとりやすくなるし協力もしてくれる。誰かのお祝いや葬式に行ってもきちっと家族単位で迎えてくれるようになる。もちろん子供がうまれればお祝いもたくさんくれるし、七五三や入学のお祝いもたくさんもらえる。(もちろん親類の誰かのお祝いには払わないといけないが)
逆に結婚式を挙げないカップルは親類に家族としてみとめられないのでそういうことがないので可哀そう。
なので、結婚式は金がかかってもやるべき。
世の中の風習として「七五三」というのがあり、
共通コンセンサスになっている。
ここで問題なのは「三」の扱いで、
「三歳の女の子」が七五三するのは共通コンセンサスになっているが、
「する派」「しない派」の二説に分かれている。
で、11月が近づくと、「OK Wave」とか「Yahoo 知恵袋」とか
「三歳の男の子は七五三をするものなんでしょうか?」という質問がなされるのが
(「人力検索はてな」は異様に男性比率が高いため、そのような質問がされることはない)
「地域によるんじゃないですか」とか
「財力あればすればいいし、無理してしなくても・・・」とか
「上の子がいれば一緒にすれば・・・」とか
「早生まれだったら無理にさせなくても・・・」とか、てんでバラバラ。
見たところ「3割はする」「7割はしない」という感じのようだが、
なんとなく「昔は『しない』が標準だったのが、徐々に『する』が増えてきている」ように
見受けられる。
で、なぜ「する」が増えているのか、という点についてだが、
これは仮説であるが
という気がする。
3歳男子の場合意味合いは薄いようだが、スタジオアリスHPだと
いろいろな理由つけて3歳で撮影するように推奨している。
喩えて言えば、以前は誰も知らなかった「恵方巻き」が、コンビニ業界の必死の売り込みで
いつの間にか「定着」してしまったのと、同じ状態。
・・・ということで、3歳男児のパパママ、
うちは親戚がみんな遠方で交通が不便な所に住んでるので盆正月帰省したこととかない。お年玉も親せきからもらったことないし。七五三なんかも家族だけでやった。父親の還暦祝いは忘れてたのであとでプレゼントを贈ったかな。親戚からはなにも来なかった。こちらからも特に何もしていない。
ただお中元お歳暮なんかはやってる。冠婚葬祭の祭り以外だと親戚とは顔合わせるから全く何もしないということはよっぽど仲悪くない限りないとは思うけど,でも親密にはしないよなー。
せいぜい町内会で、思い出したらおめでとうって言う程度
誰かの家で宴会があったりすることはあるが
それも家庭によってまちまちだし
贈り物の選定・配るのまで夫婦で共同でやって賀状は宛先のチョイス含めて夫担当っていうのは割とめずらしいんじゃないかな。妻に任せきりの夫は多いよ。
贈り物にしたって誰それちゃんが七五三でとか誰が還暦でとかそういうのまでちゃんと把握してるのは妻の方だけってケースがほとんどだと思う。
だから、そういうとこちゃんと分担してる増田は偉い。(それが標準になって欲しいけど)
通夜とか里帰りだとかいっても男連は当日やってきて居間でただビール飲んで食っちゃべってるだけで、女連は台所に常駐して事前準備から忙しく動いてるイメージだ。(喪主の男は忙しいと思うけど、自分ちから葬儀出してる訳じゃなくても参加者の女連は動いてる)
まあ、逆に本筋に戻って言えばこのビール飲んで食っちゃべってというのは親戚とのコミュニケーションという意味では一緒だけどね。
でもそういうコミュニケーションとってても、親戚の誰が何歳とかちゃんと把握してるのは女の方だけっていう場合が多いように思う。(把握する事を期待されてるのも)
元はそういう話だよね。
http://anond.hatelabo.jp/20080805093842
子供を生んで育ててる間は働けないわけだから、
その間の金銭的な問題と、それからその後の職場復帰のサポートをどれだけやるかが重要であって、
出産にかかる費用なんてのは正直トータルで見れば無視していいレベル。
そういう人が育児休暇をとって2年間収入なしになり、
そのトータルの収入減は2000万はあっさり超えると思う。
女性が働くのは勝手だからそんなの当然だろ、とかいう反論もよく聞くけど、
そういうこと言ってるから少子化になるのであって、
むしろそういう反論をするくらいなら昔に戻って「女性は働くな」といってるほうがマダまし。
子育てしてる家庭への補助は出すべきだと思う。
儀式が必要なんだ。結納とか、披露宴とか。これにまずゲンナマはもちろん、時間的にもかなり使わされることになる。精神的にも切迫する。くだらないことで相方とケンカしちゃったりもする。
これにはあまり納得できないな。
子供が生まれてからは、
初宮参り・お食い初め・初節句・七五三・入園卒園式・お受験その他という、
(暇なジーサンバーサンたちの期待にこたえる必要があるので手を抜けない)イベントたちが
次々と襲ってくるんだから。
10数年前に父を亡くした。私は19歳だった。
それでも私は月々のお小遣いをもらってはいたが微々たる額で
流行りの服も買えず、同級生と一緒に遊びに出かけても
小遣いの心配ばかりで少しも楽しめなかった。
いつも家にいる父のことを邪魔だと思ったし
そんなことばも平気で口にしたこともあった。
当然母には怒られた。父は何も言わなかった。
やがて父は入院し母が泊まり込みで看病することもあった。
私はそれをいいことに彼氏を家に連れ込んだりもしていた。
それは秋のことだった。厳しい食事制限のため
肉も抜かれほとんど味のない病院食しか食べさせてもらえない父が
ふとマクドナルドのCMを見て、月見バーガーを食べたいと言った。
母は仕事でいなかった。
いれば、きっと反対しただろう。
病院からマクドナルドは遠かったが、私は車を持っていた彼氏を呼び
目当てのものの買い出しに成功した。
半分冷めてしまった月見バーガーを、父は「美味しい」と喜んで食べた。
父は言った。
「もうお父さん、永くないことを知っとるから……
隠さんでいいよ。」
それから2週間後、父は亡くなった。
出棺時に母は取り乱し、気を使った親族の判断で
母は家に置いていくことになった。
火葬場では、故人と一番近い人間が点火のスイッチを押さなければならない。
一人娘の私が押すことになった。
「しっかり押さんと、お父さんは成仏できんからな」と親族は言った。
目を瞑ってギュッと押すと、それまで出てこなかった涙が出てきた。
初七日のあと、入院していた病院へ置いたままの荷物を取りに行くため
私はあまり病室に行かなかったので看護師の顔をあまりよく知らない、
しかし看護師はみんな私のことを知っていた。
母も私もいないとき、薬をもってきたり点滴を交換する看護師に
父はいつも私の話をしていたのだと言う。
見舞いにきたときに屋上へ一緒に行ったこととか。
その話を聞いてまた皆で泣いた。
それからしばらくして。
病院に置いていた父の私物の整理をしていると
二つ折りの、くたびれた黒い皮の財布があった。
着物を着て笑っている私の写真。それより大きくなってからの写真は
私が触らせなかったから、持っていなかったのだ。
小銭入れの部分には、いくばくかの小銭と、ティッシュに包まれた
「蛇の皮」が入っていた。
「蛇の皮を財布に入れているとお金持ちになる」
そんな話をどこかで聞き込んでいた小学生の私は、通学路の途中に落ちていた
蛇の皮を持ち帰った記憶がある。
「そんな汚いものを拾わないで!」
母には怒られ、すぐに捨てるように言われたが、父はゴミ箱からそれを拾っていたのだろう。
あれから何年もたったのに、まだ残っていたなんて。
四十九日が終わってからも、亡くなったことを知らなかった父の知人が
訃報を知り家を訪ねてくることがあった。
私とは面識もないその人々もまた、私のことをよく知っていた。
○○大学に通っているんですね。足が速くて駅伝でも二区を走っていたとか。
父はあちこちで、たいして出来もよくない私のことを吹聴して歩いていたのだ。
父が亡くなった時につきあっていた彼と別れ、
その後も出会いと別れを繰り返し、結婚できないまま現在に至る。
そして、こんな私を
無条件で誰よりも愛してくれていたのが、父しかいなかったことに気付かされる。
いろんなところで見かける家族連れ。
中でも、小さな娘と歩いている父親の顔は、いつも幸せそうに蕩けている。
ちっとも気付かなかったが、私の父もあんな顔をしていたのだろう。
娘を愛さない父親なんていない。
もしもそんな父親がいるとすればそれは男ではない、違う生き物だ。
http://urasoku.blog106.fc2.com/blog-entry-320.html
だからこんな話でも涙が出てきて、止まらない。
そんなオチだ。