はてなキーワード: サンタとは
俺より悲惨なクリスマスを迎える人っている?
ついにその日はやって来た。
しかも、何で俺の部屋なんだろう?
そう考えているうちに2時45分になった。
だめだ。息子がカティンコティンだ。これではどこかの皇帝だ。カティンコティン三世とか。
そう思ってるうちに、午後三時を過ぎた。
このままでは部屋に入ってこられた瞬間、白もち肌を襲ってしまう。もはやもちにしか見えない。喰うしかない。
時間すぎて来そうもないので、カティンコティン皇帝の昂ぶりを抑える事にする。
やおらズボンから御幸頂いて、皇帝に拝謁し、うやうやしくさすり始めた。
皇帝は高度を増し気色ばんでおられたが、汗を巻き散らしながらついにはビクビクっと痙攣され賜いて安らかになられた。
いそいそと皇帝をてぃっしゅで拭きあげ、綺麗に居住まいを整えた。
ズボンの中にゲンナリとなった皇帝がお隠れ遊ばしたところドアがノックされた。
「ひゃ、ひゃあああい」
声にならない声で応答する。てぃっしゅを162km/hでトイレに投げ入れ、流した。
「遅れました。ごめん、入っても良いかな?」
かがみもち改め21歳女性が、俺にそう聞きながら部屋に入ってきた。
女性(山田さん:仮名)をソファ兼ベッドに座らせ、自分はテーブルを挟んで逆側に座った。
山田さんはいきなり話を切り出してきた。
「ねえ、メールの事だけど、○万でどう?」
「その事なんだけど、確認したいんだけど、援助交際って事?」
山田さんは黙って頷く。
俺は上着のポケットから、封筒を取り出した。いぶかしげに俺を見つめる山田さん。
「なに?これ?」
「中に20万円入ってる。それを持って帰ってくれ」
目を見開いて驚く山田さん。
「なんで・・・抱きもせずにこんな・・・」
「メールを見た時からそう思っていたんだ。お金で君を抱きたくないって。俺、ちょっとしか会ってなかったけど、毎日メールしたりして、君の事、真剣に好きになりかかっていたんだ。こんな形で君を抱きたくない。お金が必要なんだったら、持って行ってくれ。それを持って帰ってくれないか」
「あなた、バカじゃないの?メールのやり取りしただけで、1回しかあってないような女に何でこんな事するのよ。このお人よし。あなたなんか、誰かにだまされてのたれ死ぬわ・・・」
彼女は・・・泣いていた。
「あたしなんかね、一家総出で騙されてたのよ。家を騙し取られてね。そうよ、あの講演会よ。セミナーとか自己啓発とか言って、人の良い奴をだましてお金をふんだくるだけなのよ。うちはね、両親バカだから全部お金出しちゃって、気づいたら家とかも抵当に入ってて、そしてこの不況でしょ。親の仕事なんて無くなって、家も無くなって、気づいたらホームレス中学生を地で行ってたわ。運が良いのか悪いのかボロアパートに転がり込んだけど、暖房も無くて寒くて凍えそうだわ。家の中でダンボールと、新聞紙をかぶって寝てるのよ。オヤジはバツイチで再婚してるんだけどさ、小学生の弟と幼稚園の妹が連れ児で居るの。笑えるわ。まだサンタとか信じてるのよ。いるわけないでしょ、サンタとか。バカみたい。ホントにバカみたい・・・」
山田さんの涙は止まらなかった。
俺は山田さんにティッシュを渡して涙を拭いたら? と言った。
山田さんはティッシュで涙と鼻水をぬぐって、ようやく泣くのを止めた。
「あのさ、俺はまだサンタさんをさ、信じてるんだ。だってさ、そのお金、今朝サンタさんがおいて行ったんだぜ。どうせ金も無くてロクなクリスマスを過ごせないんだろう、好きに使いなさい、ってメッセージカードに書いてあったよ」
「嘘つき」
「俺は嘘つきじゃない。賢者だ」
「賢者?」
「ホント、あなたってバカね」
「よく言われる」
「あのね、○万って、弟と妹にプレゼント代とケーキ代のつもりだったの。サンタさんがいるなら、それだけ借りておくね。きっといつか返しにくるから。えっと、賢者さん?で良いのかな、お金を返すのは?」
「わかった。俺がサンタさんとの橋渡しになって進ぜよう。いつでも返しに来るといい」
俺のおどけた声を聞いて、山田さんはようやくにこっと笑顔を見せた。
辺りはすっかり夕闇に包まれていた。
彼女はドアを開け、帰って行った。
部屋を出て行く山田さんの腰からくるぶしにかけての曲線を見て、猛烈にカティンコティン四世が即位しはじめて来た。
カッコつけすぎた。
でもまあ。
俺は満足だった。
俺の貯金で、今年もサンタを信じてくれた弟と妹がどこかにいる。
それだけでも今年のクリスマスは最悪じゃない。
窓の外の夕闇に初雪がちらつき始めていた。
サンタはいるんだよ。
いないことないんだよ、いるんだ。
いないって言ってるって事は、その想像上の何かを昔信じていた証なんだ。
ところで、全然関係ないんだけどサンタはいないって言ってる人の意味がわからん。
どういうことなの?ま、確かに見たことはないんだけど、サンタはいるよね。
グリーンランドが有名かな。
私も子供の頃お手紙出してちゃんと返事が来たよ。国際便だった。翻訳は親がしてくれました。
トナカイもいます。サンタが飼ってるかどうかは知らないけれど。
私が子供の頃から知っていたサンタと、いないと主張する人々のサンタにおいて乖離が存在すると思わざるを得ない。
あれなの?
私はそういった教育を受けなかったしクリスマスプレゼントももらわなかったけれど、
29才の男。
相手は21才。美人というほどじゃないけど、白いもち肌の子。服装は地味で性格は控え目。
11月上旬、講演会みたいなミーティングで隣りあわせたのをきっかけにメアド交換。
11月中旬、ミーティングの内容なんかのメールで盛り上がる。毎日メールして仲良くなる。
12月上旬、初デート。上野を散策。仕事の話や趣味の話。帰り道に手をつなぐ。
12月中旬、食事。お酒飲みながら恋愛論や昔つきあってた人の話を聞く。
クリスマスの予定をそれとなく探る。
12月下旬、いま。メールが来た。
「相談なんだけど、○万でどう?」
は?
デートしたり毎日メールやりとりしたよね?あれって恋人になるためのステップだと思ってたんだけど?
俺は援交する人間だと思われたんだろうか?くやしい。
明日会うことになった。なにか事情があるらしいけど電話では教えてくれなかった。
問題は俺の部屋に直接やってくるということ。私は相談してもらう立場なんだから家で待っててほしいと言っている。
危険なんだろうか?
ベッドをソファー代わりに使ってるし、くやしいけど俺も男だから押し売りされたら断り切る自信はない。
何を考えてるのか意味がわからない。
もし万が一、断り切れなかったらあとで激しく後悔しそう。
断り切ったところでシングルクリスマスは確定。悶々としながら一人部屋にこもると思う。
いまは、冗談かいたずらであってほしいとひたすら願ってる。
よし、シングルクリスマスの苦しみは俺が引き受けた!おまえらは今のうちに逃げろ!
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12月24日夜八時に追記
意味がわからないし全然笑えない結末になったけど書いた方が良いのかな?
もう、自分でもわけがわからなくて、
気持ち切り替えるつもりで明石屋サンタに電話しようと調べたら、もう締切になってたw
よし、苦しみますは俺が引き受けたから、おまえらだけでも逃げ切ってくれ!
12月25日の朝。
今から20年も前の話だ。
サ、サ・・・サンタって本当にいたんだ!?すごい!
さっそく友だちに「サンタは本当にいる説」を話しに行った。
俺がサンタからファミコンをもらった話をすると友だちは、「すげーーー!」と興奮していた。
俺が友だちに「お前はサンタさんから何もらった?」って聞くと、
そいつは「俺はサンタさんから直筆の手紙をもらっただけだよ。」と微妙な顔をした。
直筆の手紙?なんだそりゃ?
俺がそういうと、友だちがその手紙を僕に渡した。
手紙の中身を見ると、こう書かれていた。
「サンタさんだよ。今年は来れなくてゴメンね。来年は絶対に行くからね。いい子にして待ってるんだよ。」
理解はできたが、声には出せなかった。
「これ、お前の母ちゃんの字じゃね?」とは、言えなかった。
http://anond.hatelabo.jp/20080620191355
同学年だけど見えてる世界は全然違うんだな。
そういえば、小さい頃はどんなオトナになることを想像していたんだろうか。って事をふと疑問に思った。
なんだったっけ、とりあえず幼稚園の頃はなんだか周りの奴らが「お花やさん」とか「ケーキやさん」とか言ってたから
おれもおれもって感じでそんな事を言ってた気がする。子供らしさを演出って奴だな。サンタを信じる子供というものも演出したことがあったなあ。
本当は当時楽しんで見てた刑事ドラマの影響で鹿賀丈史の嫁になりたかった…っていうのは秘密だ。
なんだこの幼稚園児。
そうだね。親に財産があればね。
家を買うために親に援助を受けることが悪いとは言ってないよ。
相続税なんか心配する余地も無い私は
親に一定額の財産があることが羨ましいんだよ。
そして、「家買う場合は親の援助も計算に入れろよ?」って言える元増田たちの無邪気さが妬ましいんだよ。
欲しい玩具があるけどサンタが来てくれるクリスマスは遠いって私が嘆いてたら、
恵まれた子供は「そんなの親に買ってもらえばいいじゃん」って
ごく自然に、悪びれた風も無くに言うんだ。
玩具、ケーキ、旅行、洋服、ミスドのコーヒー代、大学の教科書、学費、自動車教習所。
せっかく大人になって、親から独立して、そういう妬みから開放されたのに、
今度は「家を買うための親からの援助」。
私が努力して、仮に収入が倍になって、
家をキャッシュで買って、
親になに不自由ない老後を提供できたとしても、
今後も「親からの援助」は望めないだろう。