はてなキーワード: オフレコとは
一昔前(大体2年位前か)、世界のフラット化という言説はブログ界隈で物凄い流行を見せた。
知と富のフラット化により、世界は大きく変わる。今後の世界は、今までのやり方では渡って行けなくなる。
多くのブロガーがこの言説に乗っかった。
フラット化により縦割りの硬直化した組織は破滅し、自由で伸び伸びとした知的生産活動ができるとされ、
また、知識はネットにより瞬間的に共有化されるため世界の知産労働者は互いに協力し合い、
素晴らしい成果を上げる事ができるようになるといわれた。
多くの知識がネットにあふれ、それに溺れまいとブロガーたちは日々ライフハックの知識を出し合った。
だが、フラット化という魔物(そう、これは魔物だ)がもたらしたのは知の平滑化だけではなかった。
彼ら知的労働者が大手をふって大歓迎していた距離が0の世界にどんどん近づいていく中で、
知産では無い、単純労働力の平坦化すら始まっていたのだ。
日本においては、安い労働力を求めてのアジア圏への工場移転がそれである。
時間が進み、単純労働者が派遣に塗り替えられ、基礎的な経済力さえ失いつつある中、
盛んにフラット化を喧伝していた連中の言うことが単なる詭弁であることも明らかになっていく。
世界は一面的にはフラットになってはいたが、しかし完全にフラットになることは決して無いのだ。
人間というものは、結局は肉からなる動物であり、肉体によって感じるリアルを捨て去ることなど出来はしない。
首都圏や地方の大都市圏に留まっていることを説明しなければならない。
本当にフラットになっているのであれば、世界のどこに居ても高い知的生産性を発揮することが出来るはずであるのに、彼らはそれをしない。
何故か。それは、彼らは自分の肉体が存在する場所によって、自分の生産性が変化することを知性なり、直感なりで理解しているからだ。
肉体を介して言葉を交し合うことが知的生産にきわめて有効であることを彼らは承知している。
金を出してくれるスポンサー(雇用元の企業)の元で知的生産を行い、日々勉強会に励むのだ。
大都市圏で暮らすということは、平均以上の高い経済性を維持する必要があることを意味する。
日々暮らすための金を得るための労働に追われてしまえば、知的生産に励むことは難しい。
経済的に言えば、フラット化を叫ぶ人間のほとんどが、派遣村に居るようなその日を暮らすのにも苦労する立場にはない、
もし彼らがこのことを知りつつフラットであることを肯定し続けているのであれば、
それは単なる詭弁であり、邪悪な偽証であるとしか言いようが無い。
フラット化によって知識が共有されるようになった、そのことは肯定するべきだという向きもあるだろうが、本当にそうだろうか?
確かに、二年前に比べ現在のネット上の情報は精度も高く、素晴らしいものがあるといえる。
だが、質の高い情報が人類の共有財産になったといえど、それを活用できなければそれは人類にとって宝の持ち腐れである。
さらに悪いことに、この共有財産は労働力のフラット化の煽りを食らっている単純労働者たちにとっては富を生むことの無い無駄な情報である。
無駄な情報などではない、ネットで学んで単純労働から脱せと思われるかもしれないが、
知産階級が増えることは、同時に知産階級の椅子取りゲームの参加者の増大を意味し、いずれあなたの立場を危うくすることになる。
本当にそのように考えていてよろしいのだろうか?
答えは出ている。よろしくないから、ネット上にある知識は単なる知識に留まり、本当に価値ある情報は「オフレコ」として
これまた肉体、リアルな関係性を介してのみ伝えうる情報(=経済的武装)として担保されているのだ。
フラットな世界がもたらした共有知で真に富を生んでいる、生みうるものは、ごくごくわずかだ。
知る限りでは、経済的評価を下せるものはLinuxカーネルやいくつかのオープンソースプロダクトと、
一旦破壊されつくした後に再構築されつつある音楽配信、そのくらいのものだろう。
Googleなどのウェブ企業がもたらしているサービスは、その会社の所有物であり、
フラット下における生産物であると言うことはとてもでは無いが不可能だ。
そのほかのものは、趣味的な充足が可能、といった程度であり、富を生み出すには到底至っていない。
フラット化が生み出す富がたいしたもので無いのに比べ、
無料の情報が強力になりすぎることで、情報の経済価値が物凄いスピードで落ち込んだ。
出版不況は構造的問題も叫ばれるが、情報の無料化を無視することはできない。
デジタルメディアに金を出すことがバカらしいという認識も世間一般に広まり、
情報産業を守護し発展させていくべき立場の者ですら、情報に金を払うことを止め、ファイル共有ソフトの活用に勤しんでいる。
企業は距離が無くなった世界のなかで、より税金と労働力が安い国を求めてさまよっている。
結果、先進国と途上国の経済格差は解消されつつあるが、それは途上国が発展していると同時に、
これまでの富国が経済力を失っているということでもある。
世代の中で、金を得ることが出来ない人間の割合が増えていっているのだ。
距離が、経済が、知識がフラット化することで、それを利用できるくらいに富んでいるものは更に富み、
利用できずに貧しているものは、窮するのだ。
所詮人間は個体間差を感じなければ生きていけない。動物だからだ。
動物だって個体差があるから、例えば同じライオンでも、子供を残せるものと残せないものがある。
肉体という頚木を人間の知性が上回ることは、どんなに科学が発展したところであり得ない。
科学は人間の動物性をなだめることくらいにしか、役に立たない。
世界は慣性に乗り、このままのスピードで平坦になっていくだろう。
だが、完全に平滑化された次の瞬間に平坦を望まない誰かが均衡を崩す。
ユートピアの夢は終わり、破局が訪れる。
以上、いまさら的なたわごとでした。
mixiはホント怖いね。
トラバ先とは話題かなりそれるけど第一印象が自分はだめすぎた。
ネットって今はほぼ誰でも見れるからオープンなイメージついたけど
そういうのがあって外に漏れる事はないですよ!っていう先入観を強く持ってる人が多くて
あのちょっとした閉鎖的な印象が更にオフレコ的な感覚を加速させて最後には麻痺る。
マイミクには身内や更に身内の知り合い、いわゆるトモトモとかもいて
近しい人のたくさんの目がそろう前で
同意や慰めやただのコメントが欲しくて誰でも見られるところに堂々と他の人を傷つけかねない事書きまくってる。
ここで喋ってることは外の人にはひみつで><的な日記も良く見かけた。
何が外だと。あけっぴろげにしてる以上秘密も何もないと思った。
そういうことを言う事によって自分自身に暗示みたいなものをかけてるんだろうか。
たいていの事はネガい事や表におおっぴらに出したくないと思ってる事書いてるんだろうなあとか先入観で考えてしまう。
自分はそういうの赤の他人のネガをうっかり踏んで見てしまうのが嫌で退会した。むしろ逃げた。
わくわくして楽しい空間っぽいと思ったら人間の愛憎劇や第二の人格をお手軽に見られる空間だった。
こういうのもmixi疲れの一つに入るのかなぁー
こんなことがたびたびあるなら、取材源の秘匿なんて信用してもらえなくなるだろうな。
■原作者は「このキャラは私のイメージでは赤い帽子を被っています。」といった。
すると担当編集は「このキャラの赤い帽子はボク的にカッコ悪いからオレンジどうですかね?」といい、
すると副編集長は「このキャラのオレンジの帽子は雑誌の売り上げ的に黒い方がいい」といいだし、
編集長は「副編集長とは仲が悪くて気に食わないので帽子は白くしろ」という。
どないせーっちゅーねん!!
■とりあえず原作者はこの漫画の大元を作った原作様でもあるし、(三代噺の方がましというか「OOOOがうちゅうでたたかう」とたった14文字のメールを送ってきただけでも、その14文字で印税や原稿料の数割を掠め取っても、だ。)それくらいはとりあえずイメージに従おう。
一度ネームを送ったら「イメージと違います。わたし、こんな話にしてほしかったんじゃありませ??ん」とメールしてきたので「じゃあそのイメージとやらを事細かに原稿用紙に認めて提出しろ」と言ったら黙った。
「このヒロインと女キャラの会話のページですが、ベットでのピロートークのシーンにした方がいいんじゃないですかね?」「(゜Д゜)ちょ!レズじゃないよ二人とも」「そういう裏設定があるんですよ!!」…ねぇよそんなの。
一緒に本屋に行ったとき百合姫とかレズのアンソロジーとかを買い込んでいたので完全趣味なんだろうなぁ。
確かに前の雑誌の編集みたいに「こちらから連絡入れないと何もいわない、何もしない」、アイデアに詰まってそれとなしにアドバイスを聞いてみたら
その漫画の担当なのに「いや??先生の漫画読んでないんっすよね」というような徹底した「原稿収拾マシーン」も思いっきり困るが、彼は漫画の編集という仕事を
「漫画家の話を自分の好みに変える仕事」と勘違いしている節がある。
煮詰まると「何がいいか悪いかわからなくなる」のでアドバイスを聞く事もあるけど、話の本筋までしゃしゃり出るのは止めて。
「あとここのコマ、モブシーンに風子描いてくださいよ風子。好きなんですよ風子。」知るかそんなの!テメェが出してる同人誌でやれそんなの!!!
っていうか年末進行でうすら忙しくなってくる時に自分の同人サークルの原稿依頼してくるの止めろ!!
「オフレコですけど本誌のネームは遅れても構わないので」…っておい!わかったよ!!ラキスタ知らないけど描くよ!えろまんが1本書いてこの精神的にクソ苦しい仕事が来年に延長できるなら描くよ!!ピンクとおかっぱのレズ漫画だな!完成!(最悪だ)
「あの…上に言ってみたけどネームやっぱり伸びません」こ…殺す。
■副編集長。
この中ではいちばんの切れ者。この人で盛ってるといっても過言じゃない。
流石にもと有名週間雑誌の編集もやってた事があって作家と編集の距離や領分も判っている上に指摘も的確。
副編集長辞めてウチの編集になってほしい。この仕事を降りれない元凶。
■編集長
使えない原作者を連れてきて実は愛人だった(彼女の生活費は自分の原稿料と印税から差っぴかれる寸法)というのから始まって兎に角
副編集長が嫌いらしく「副編集長の案を編集長の強権で潰してくる」という編集長というより「副編集長イジメ」仕事にせいを出す売り上げよりプライド優先の困った人。
雑誌創刊時に副編集長が連れてきた主力となりうる将来有望な上手い新人作家さんや中堅作家さんを下書きまでさせて編集長権限で外したのはこの人。結構えぐい。(自分も降ろされる所だったんですが愛人…じゃない原作者のしがらみで残った。)
「この作家は同人誌をやっているので情報が漏れる可能性がある」との事。じゃあウチの編集も外してください。
この人がおとなしくしていたらこの雑誌の売り上げは4割上がっていたと思う
そんな事で、船頭が多かったらこの船は山に登るしかない。登らざる得ない訳ですが。
悪いけど。俺の方がいい大学に行っちゃったし友達も多いしオシャレだし彼女いるし金遣いが荒くてしょっちゅう親に迷惑かけて怒られながらもおかげさまでいい体験をたくさんしてて、そいつきっかけに内定もしてオフレコだけど面白いことやらせてもらえることになってる。ていうかやってる。だからっつって俺の性格があの件の妹みたいに、兄より悪くてひねくれてるかっつったら、結局のところ親が風邪で倒れたとき気にかけて飯つくって家の世話したの俺だけだもんな。あんたがぶっ倒れたときも俺が飯買ってきて看病したよな。なのにあんたときたら親がいないときに俺が熱出して倒れたときと、全く同じツラして何にもしないでぼーっとしてんのな。頼まれてないからだって?冗談じゃねーよ。それで親に俺のことをひいきしてるなんて言ったりしてるんだ。気持ちは分かるけど、二十歳超えて親に金出してもらってる奴の台詞じゃないだろ。そんな風になっちまった兄を親は結構心配してるんだよ。身の回りの世話を全部やってくれてるんだよ。よく面と向かって暴言はけるよ。
そんな兄をずっと見てたから、そうなりたくなくて、勝ち組の友達に憧れて、見てるだけでムカムカするクラスメートの鼻をあかしたくて、勉強もしたしダイエットもしたし人に好かれるように色々な気配りをするようになって、何年もかかってやっと実って俺の今があるんだよ。俺の猿真似がしたいなら、別に笑わないから、本当にとことんやれよ。中途半端に萎縮して、プライドが邪魔して誰にもものが頼めなくて、変わることが出来なかったなら、結局自分の人生ふいにするんだよ?それと、俺の猿真似をして本当に幸せ?自分に自信が持てないの?本当に俺のようになりたいの?
俺はさっさと家を出ることにしたよ。俺のことなんか忘れてよ。その方が俺を見なくて済むから、自分の本当に向いてることに打ち込めて、絶対に幸せになれると思うんだ。人生、得意で好きなことをした方がいいんだからさ。
いつからこうなっちゃったんだよ。もう哀れんでるとしか思ってもらえないんだろうけど、そんなわけないだろ。血のつながった兄弟だろ。