はてなキーワード: テスト勉強とは
別にテスト勉強じゃあるまいし。
京大の工学部の専門科目の試験に出される問題っていうのは、その分野の基礎を取り扱ったものばっかり。これがわからなきゃモグリ、みたいな。
まあ、大学受験でいえばセンター試験みたいなもの。しかも毎年傾向が一緒。内容を理解するために高いIQや学力が必要なわけじゃない。
むしろボトルネックとなるのは、教材が充実していないこと。
ほとんどの授業は教官が自己流で教えていく。教科書に沿って授業を進めていくなんてのは非常に珍しい。
だから、試験勉強をする時に、体系的に学習するための資料を用意できるかどうかが肝となる。
てなわけで、以下に思いついた理由を並べてみた。
まあそんなわけで、来年になればまた例年の水準に戻るんじゃないかな。
テスト勉強もほとんど一人でなんとかしてきて、社会人になってから
コミュニケーションスキルが足らないことは
と最近になってようやく激しく自覚してきた自分が
今日得た教訓を記す。誰かの役に立つといいな。
みんな忙しそうだったらメーリングリストに流す。
(期限ギリギリになって直前に泣きを入れるよりはマシ。・・・少なくともウチの職場は。)
(こういう時にコミュニケーションスキルが重要になってくる。相手が誰であれ一意に伝わるのが理想。)
・・・また教訓を得たら続く。
ホットエントリのこれ。
新入社員がやってくる──専門知識を教える技術:第1回 “分かりやすく説明”しては、いけないんですか?
http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0802/26/news006.html
実はこれって塾講師のノウハウなんだよね。で、これが通用するということを逆に言えば、受験勉強が得意な奴ほど、いろんな分野の専門知識に対応できることになる。
だから、教育に時間をかけるよりは高学歴の奴を採用した方がよいってことになる。
で、そんな単純な理解でいいのかよと思いつつ、この記事を書いた「開米瑞浩」って人の名前をぐぐってみると、トップに出たのがこれ。
開米瑞浩の公式Webサイト
プロフィールはこれ。
開米瑞浩 (かいまい みずひろ)
東京大学理科一類中退。IT技術者の業務経験を通して「読み解き、考え、説明する」スキルの再教育の必要性を認識し、2003年からその著述・教育業務を開始。(以下略)
やっぱり東大か。ドラゴン桜みたいに正攻法を主張して、それで教育に一石投じようっていう狙いなんだろうね。
ただ、その方法論が通用してしまいそうなのがIT業界なのがまた辛いところ。だって、業務独占資格でもない資格試験をこんなに重視してる業界がどこにある?結局、テスト勉強得意な奴を重視する業界なんだろ。だったら結局東大様を筆頭に学歴で序列をつけるのが正解ってことになってしまうよなあ。
ええー
俺は全然逆
俺は塾なんていったことないし部活も割りとお気楽な奴はいってたし、宿題とかも学校でちゃっちゃと終わらせて、幸いアタマの出来がいい方だったからテスト勉強もしなかったから、学校行って、4時か5時に帰ってきて、それから遊んだり家で趣味やったり、土日は家族で遊びに行ったり(レジャー好きな家族だった)、友達と街行ったり、ってのが当然だったから。小中高と。
ていうかすげえな。子供の頃からよくそんな生活で耐えられるな。
いや、逆に羨ましい。そんな厳しい(俺的には監獄的な)生活が小さい頃から当然のものだったなら、社会人になってもするっと受け入れられるもんな。厭味とかじゃなくマジで羨ましいわ。
ああ、部活とかやっとくといいって教師とか言ってたけど、そういうことだったのかな。
休日は部活の試合や練習で潰れて、毎日毎日練習があってさ。そんなん、俺はまっぴらゴメンだと思ってたけど、子供のうちからそういうのに耐えておけば社会人になって休日がなくても耐えられる、みたいな意味だったんだろうか。苦労を苦労と感じなくなるために、みたいな。俺はちっと楽しすぎちまったなー。若い頃は苦労を買ってでもしろ、というのは、苦労を苦労と感じなくするためだったのかな。俺なんて歯磨きとか風呂とか、毎日いちいち入るのすら面倒くさいってレベルだから。毎日そういうのきっちりして、毎日部活きっちり行くやつって何なんだ?怪人か?とか思ってたけど、そういうのを小さい頃からやることで苦労を苦労と感じなくなる、ある種、嫌ないい方をすると雇う側から見たら超便利な奴隷労働人間にしたてあげる為のものだったのか。あーでも日本で生きてくならそれっていいスキルだよなあ。俺はもう楽する楽しさとか遊ぶ楽しさを知ってしまったからなかなかその域に達する事ができん。
まあ、仕事が好きな事、やっていたいこと、あるいは仕事以外に特にやりたいことがない、とかなら確かに休みはいらんかも。
休みが欲しいってのは、(少なくとも俺は)要するに他の趣味とかしたいってことだからさ。
それがないなら、別にいらんわな。
俺は学生時代はずっと上の段落のような調子で過ごしてきたから(てか今もだが)、これから社会人になって休みが少なくなると思うと正直やっていけん。仕事とか、学校で言う授業がいやなわけじゃないけどそればっかとか耐え切れん。同じ割合で遊びがなきゃ俺無理。死ぬ。だから何とかして作り出してやろうと思ってる。それこそ海外へ行ってでも。
そこで、X国語を通訳してくれる人をさがさなくちゃいけなくなったのだ。
それもかなりたくさんの人を定期的に雇う必要があるのだ。ともかくたくさんという点が大事だ。仮に毎年100人くらいということにする。100人は多い。
きちんと通訳のできる人であれば、報酬は弾むつもりなので、この仕事を希望するひとはX国にはたくさんいる。
問題は、一人ひとりたっぷり時間をとって面接することができないのだ。
応募者の中には、かなり高い通訳の能力を身に着けているひともいれば、片言の日本語しかしゃべれないのに応募してくるひともいる。
そこで、あなたは、テストを課すことにしたのだ。
応募者には、採用専用の番号に電話してもらう。そこで、自動でテスト問題が出るので、そこに答えを吹き込んでもらうのだ。
問題は、XXXXXを日本語で言ってください、といった簡単なものだ。
これで、限られた人数と限られた時間で、能力のある人を選別できる。
しかしそのテスト問題が流出してしまった。
1問目の答えはwatashino namae ha ?? desuと答えよ、といった具合のアンチョコが出回ってしまったのだ。
その後はいたちごっこだった。
問題をランダムに出してみたり、定期的に更新したり、難しくしたり、と色々な工夫をした。
それでもX国の人はそのたびに、そのテストを丸暗記して、通訳の能力がないのに、その試験をくぐりぬけてしまうのだった。
あなたは毎回違うテストを出すようになったし、カンニングがわかったときには今後試験を受けれなくする、といった工夫をほどこした。
そのうち、あなたの会社の出す問題はかなり洗練されたものとなり、通り一遍の丸暗記は不可能なものとなった。
では、いたちごっこはおわったのだろうか?
しかし、それでも通訳の仕事はX国の人にはあまりにも魅力的なものだった。
そして、とうとうあなたの会社の試験問題に合格するための学校ができたのだ。
以前は、必要に迫られて日本語を独学で勉強してきて日本語をみにつけたという人を簡単な質問ですぐに選別できたのに、
今はその試験専門学校で勉強してきた通訳まがいばかりになってしまった。
文法の勉強もしてるし、語彙の暗記もしているのだが、彼らの通訳はあまりにも使えない。
それは、彼らの勉強のゴールが「聞いたことを理解できること、自分の言いたいことが表現できること」ではなく「試験へ合格すること」になってしまっているからだ。
以前、会社の試験に応募してくる人は、市場で実際に日本の観光客を相手にしたり、辞書を引きながら日本語の本を読んだりしてきた人々だった。
しかしそういった人は、現在の洗練された試験では逆に落ちてしまうこともある。
受かるのは、テスト勉強を繰り返してきた人の方だったりする。
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