はてなキーワード: らっきー☆ちゃんねるとは
少し前はてな界隈で話題になった「らき☆すた」は面白いのか論争を眺めてたら、面白くない派のヒステリックな反発が興味深くてとりあえず原作を読んでみた。
正直つまらなかった。
なんか日常のあるあるネタのオタっぽいやつ?
キャラもかわいいのか?萌えるのか?なんか変身後のあかりとか、金髪の晴子さんいるけど。
日常萌えのあざとさとしては「よつばと」に遠く及ばない。オタのあるあるネタとしては「さよなら絶望先生」のこれでもかとの鬼気迫る詰め込みようと比べるとあまりにぬるい。
そもそもオタネタって、「でもそんなことを言ってる自分こそ??」という永久ループの自分の背後取り。終わらないシャドーボクシングが面白いと思ってるんだが。「そういうあんた何歳?」「娘にエロゲーやらすな」程度のつっこみで今時のオタのハートが掴めると思うのか?っておおおおおおまえらこれがいいのかあああああってなんでだよおおおお
なんだよ、これで面白がってるのかよ、今のオタはと思うと急に不安になってきた。
昔「伝染るんです」というマンガが世代断絶の踏み絵として使われていたことを思い出した。私も「これが笑えないなんて老害」とか優越感ゲームに浸っていたが、そろそろ私も笑われる方の年になってきたということだろうか。
面倒くさいので細かい定義づけとかしないけど、オタって第一世代、第二世代に加えて第三世代が今増えつつあると思うんだ。
オタ第一世代と第二世代ってのは第一世代のオタ論客が主に使ってると思うが、ぶっちゃけ、自分の感覚と近いのが第一世代、ずれてきてるのが第二世代。程度じゃないかと。と、いうのはあんまりなんで、一つものさしとして「『萌え』が分かるかどうか」というのが割と使い勝手のいい踏み絵になっているように思う。
で、第二世代と第三世代。おおざっぱに言うと第二世代を象徴するのがPC、第三世代を象徴するのがケータイじゃないかと。インターネットに求めるものに情報の比重が高いのが第二世代。インターネットに求めるものにコミュニケーションの比重が高いのが第三世代と言えるかもしれない。
もちろん乱暴で無根拠な定義づけなので異論反論大いに結構。つかしておくれ。
まあいいや。疲れてきたので先に結論を言っておく。私にとって「らき☆すた」は原作はつまらなかったが、アニメ版は非常に面白かった。のに、なんだよお前ら最終回のあの反応はー。いいじゃんか白石。私は大好きだぞ。
って感じ。
アニメ版の何が面白かったかって言うと。
まずOP。最高。これは多分私ら第二世代にも異論は少ないんじゃないかと思う。曲、映像、シンクロ度全てが高いレベルにあり、アニメ史上語り継がれるOPとなるだろう。
本編。原作で食い足りなかったオタネタだったが、かなり補強されている印象。というか京アニの自己パロディが多いらしいが詳しくないのでよく分からない。分からないから面白くないという訳ではない。分かったり分からなかったりするから面白いのだ。
オタネタというのは全然分からないのと全部分かるは等しくつまらないのではないかと思う。
そして、そして、らっきー☆ちゃんねる。これこそがアニメ版のキモ。ぬるい日常からエキセントリックな言動飛び交う劇場。この対比が実に面白かった。
後半の白石実写ED。あのバカバカしいスタッフのオナニーショーは第二世代な私は「ウゴウゴルーガ」を思い出した。好き勝手やってる感じがとてもよいんだが、ニコニコ眺めるに非常に不評のようだ。なんでだよ。
すげー尻すぼみの文章になったけど時間切れ。あとでなんか追記するかも。
http://www.lucky-ch.com/contest/index.html
てっきりネタ企画かと思ってたので(第一フィギュア化なんて早々珍しい事でもあるまいに)投票ページがある事すら知らなかったのだが
一応ちゃんと集計はしてるらしく7/2放送分で投票結果発表されました
肝心の「らっきーちゃんねる」の内容とあってないけどれこれはいいのか?(こなた一位でブービーが白石って会話が作中あったのだが)
1位:白石みのる
2位:小神あきら
3位:柊かがみ
4位:泉こなた
5位:柊つかさ
6位:岩崎みなみ
7位:日下部みさお
8位:高良みゆき
9位:泉かなた
10位:小早川ゆたか
白石みのる一位っていいんですかね、これw
自分が投票できてたらやっぱり白石に入れてたと思うんで結果に不満はないけどw
それにしても今のところ会話一個でロクに登場していない日下部みさおがランクインしてるってのが意外なんですが。
不毛な戦いに疲れたので『愛・おぼえていますか』ぜんぶみちゃったよ。
僕達がするべきことは戦うことじゃない、愛しあうことだったんだ!
ところで山本寛はなぜ『らき☆すた』の監督を(あんな形で)降板することになったのか?
いろいろな説が飛び交っているけれど、「演出・山本寛としては優れていたが、そのこだわり故に監督として全体を見なければならないポジションになったとき、制作スケジュールまたはスタッフワークに問題が生じてしまった」ことに起因する、京都アニメーション内部の修正人事というのが有力だと思います。
「監督において、まだ、その域に達していない」というリリースには、少なくとも『らき☆すた』のクオリティが低すぎたのでとはどこにも書いていない。『ハルヒ』や『ふもっふ』『TSR』を期待していた人や、そもそも萌え4コマのようなものが嫌いな人には評判がよろしくないけれど、『らき☆すた』は演出、カット割、その他もろもろ非常に細かいところまで心くばりがなされていて、とても心地よく見ることができるものになっていますよ。
というわけで「山本寛が京アニとして許せないレベルの駄作を作ったから」ではなく「フィルムのクオリティ以外の面で監督として至らなかった」という点に絞って、いろいろ調べてみたのですが、大阪のアニメ制作スタジオ「スタジオワンパック」が下請けした作品の実績をサイトで公開していました。
それによると4月8日に#1がオンエアされた『らき☆すた』の動画が以下のようなスケジュールで撒かれていることがわかります。
3月
『グレンラガン』#7(489枚):参考
4月
『らき☆すた』#6(510枚)
『らき☆すた』#7(409枚)
『らき☆すた』#8(410枚)
参考までに、3月に同社で制作された『天元突破グレンラガン』のデータも併記していますが、これと比べても「制作スケジュールに大幅なマージンを設けることで、高いクオリティを実現する」といわれている