2024-08-17

大君がなぜTycoonという英語になったのか?

大君とは徳川将軍外交文書において自らを称するとき言葉である

征夷大将軍という名乗りは単なるひとりの将軍という意味合いしか持たず、それを避けるための権威付けに大君という言葉を使うようになった。

もともとは朝鮮との外交文書に使われるものであったが後に欧米とのやりとりにも使われた。

欧米は初期の段階では天皇将軍関係がよく理解できず(日本天皇特殊性将軍のことをエンペラーといったふうな既存言葉を用いて表現していた。

しかし、のちに天皇こそがエンペラーである理解すると徳川将軍表現するための新しい言葉必要となった。

だが、そのような単語を持ち合わせていなかったために「大君」をそのまま「Tycoon」として用いるようになったと言われている。

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