さまざまなA子さんが声をあげている。
一度きりの夜にひどい扱いをされた女もいるだろうけど
長いつきあいで好きあっていた女もいるだろう。
われながらA子さん予備軍だなと思う。
私はだから、いま世をにぎわせているA子さんから目を離せない。
返事がこないなと思うとき。
私はA子さんとして「あなた」に語りかけている。
こんなことを思うのはもちろん、A子さんが「あなた」を愛しているからである。
だから私は、A子さんになる分水嶺は、愛なんじゃないかと思ったりする。
もちろん「業界有名人に選ばれている特別なワタシ」という承認欲求も絡んでいる。
でも、好きじゃなければ、こんなメガンテはできないんじゃないだろうか。
みんなに必要とされる君を癒せるたった一人になりたくて
少し我慢し過ぎたな
自己陶酔しすぎててキモイ 好きで性的搾取されてるなら、世の中でギャーギャーうるさい同類の女をだまらせといてくれ