型はその通りにやるものじゃなくて、体に沁み込ませるものだと思う。
今は接客業をしているのだけれど、元々コミュ障なので接客業を始めたのもあって、始めはホント話せず困っていた。
そこで店長に相談したところ、最初に「会話の型」みたいなのを教えられた。
たとえば、「初めに相手に感謝の言葉を言って、服装やメイクを褒め、好意を伝える。そこから注文を~」みたいな感じ。
これをやるとびっくりするほど会話は盛り上がらない。
でも、「滞りない会話」は出来る。
もちろん型が終了したら話せなくなるのだけれど。
そしてある時、「型は使わなくていいから、とにかく相手を観察して何を欲しているか考えて会話しろ」
と言われた。
そしたら急に話せるようになって、お客さんとの話も盛り上がるようになった。
「型は体に沁み込ませるほど練習して、いざ戦いの時が来たら何も考えず刀を振っていた」
型を覚えて完璧にこなせるようになっても、実際は全然役に立たない。
でもそういったマニュアルが生きるのって、役に立たないと気付くまでしみこませた後だから
型を覚えるってめちゃくちゃ難しい事だと思う。
店長有能すぎw
守破離ってやつかな。 型を使って成功体験を積み重ねつつ、 成功した事例と失敗した事例を積み重ねて改良し、 自分のものにするとでもいうか。