中毒性があり
依存性があり
途絶えれば苦痛を伴う。
その度に、私はひどく高揚した。
創作に携わったことのある者なら一度は味わったことがあるだろう。
何も出で来ないのだ。
そうして段々と、出涸らしになっていった。
その頃だろうか。
私以外の作家が持て囃されるようになったのは。
私は恐怖した。
居場所を奪われることに。
忘れ去られることに。
返せ、返せ。
それは私の居場所だ。
私はもがき、あがき、発信し続けた。
その結果、返ってきたのは
無反応と無関心だった。
――…。
今の私は、承認欲求を満たそうとするだけの、醜くおぞましい化け物だ。
新たな作品を送り出すだけの気力も残されていない。
ただの残骸だ。