https://article-image-ix.nikkei.com/https%3A%2F%2Fimgix-proxy.n8s.jp%2FDSXZQO4279347002012024000000-2.jpg?ixlib=js-3.8.0&w=3251&h=2033&auto=format%2Ccompress&fit=crop&bg=FFFFFF&s=8f3f9b9e0783c7d3c9454d8d3cd2c082
輪島市で倒壊したビルの基礎部の画像は液状化の特徴を示している。
複数の報道の記事には根本からぽっきり折れたという表現があるが、画像をみるかぎり建物は折れたのではなく構造ごと転倒したように見える。
画像から判明する特徴
これらはいずれも液状化の痕跡の特徴に合う。特筆すべきは2。
躯体がパイルから抜けた結果建物は基礎を喪失し転倒した可能性がある。
現在の工法が想定していない力がかかったことを示している。
浅い活断層、とくに逆断層上にある杭基礎建造物にかんしては留意する必要がある。
液状化が起こりやすい地盤ではパイルと躯体の固定方法をふくむ基礎工法を見直す必要がある。
Permalink | 記事への反応(0) | 14:00
ツイートシェア