働かざる者食うべからず、という言葉は本来労働者から不労所得を巻き上げる資本家を非難するものであり、新自由主義的思想を肯定する文脈で転用するのはお門違い。
みたいな事を聞けば、まあそうかもなあって気もする。
言葉の背景によって宿される「正しさ」が変わるんですか?って気もする。
どうあるべきかを定めて、それを実現するためにこうする事がいかに合理的な手法であるか、という理屈が展開される言葉でもない。
神様から賜った定言的な真理を叩きつける言葉でもない。
単にこうあるべきという規範を主張するだけの言葉。
それに共感していや全くその通りだ、いいことを言うなあと思う人もいれば、そうは思わないという人もいる。理屈としての正しさではなくて、詩と一緒で価値観と共感の問題だと思う。
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