ウルトラクレピダリアニズムはフランス語の言葉で、元々はラテン語の "ultra crepidam" から派生したものです。"Ultra crepidam" は直訳すると "靴の先まで" や "靴の先よりも" といった意味です。
この言葉は、古代ギリシャの哲学者であるアポロニウスに関する逸話に由来しています。
アポロニウスは、靴職人が自分の専門知識について批評的な意見を述べたことに対し、「靴職人は自分の分野において意見を述べるべきだけで、他のことについては黙っているべきだ」という趣旨の発言をしたと伝えられています。この逸話から、"ultra crepidam" が "足先よりも遠く" という意味で他の分野について批評や意見を述べることに関連付けられ、最終的に "ultracrépidarianisme" という言葉が生まれました。
ウルトラクレピダリアニズム"Ultracrépidarianisme"は、他の分野に詳しくない人が適切な知識や経験なしにその分野について意見を述べることを指す言葉として使われます。