私には、家で用を足すときに、どうしても改善したいフローがひとつある。
着座フローだ。
ふつう、トイレのドアを開けたら便器はこっちを向いてるか横を向いてるかのどちらかだと思う。
あっちを向いてるってことはないよね。ドアを開けたらタンクの背面が見えている、そんなトイレはない。
ということは、用を足す人は、トイレ室内に入ったら左に90度回って向きを変え、パンツを降ろして腰掛ける。
これでいいはずなのだ。
なのに私は、どうしてもトイレの中で右に270度回転してしまう。
いつも、何やってんだろう、と思う。
筒井康隆の短編に、馬にまたがる時どうしても後ろ向きになってしまう中隊長の話がある。
あんな感じだ。
原因を考えてみたのだが、家のトイレのドアの開く向きが関係しているような気がする。
トイレのドアは外から見てノブが右側、ヒンジが左側にあり、外側に開く。
この向きのドアの場合、トイレに入ったらドアは右手で閉めることになる。その時、体も少し右にひねる。
つまりドアを閉める動作の時点ですでに身体には右方向の回転モーメントがかかっているのだ。
その回転モーメントに抗えず270度ターンしてしまっていると考えられる。
ドアを閉めながら座ったら左回りになるのでは?
うちは正面だけど自分が540度回転してるぞ
独りでDNA螺旋モデルつくってんのかよ