よく世間では、障害は個性として云々って前向きに受け止めてその姿勢を賛辞するような風潮がある。
自分は幼少期の病気が原因で足に障害を持っているが、何十年経っても未だに健常な足が欲しいって思ってしまう。
歩くことはできるけど完全に足を引きずってる。
学生のときは体育が死ぬほど辛かったし、運動会なんて地獄だった。
大人になっても周囲の目は気になるし、新しく知り合った人に足のことを聞かれるのも辛かった。自然と視線は下を向いてるし、人の後ろを歩こうとする。
障害以外(ゲームとか歩きを伴わない娯楽)では楽しく生活できるけど、旅行とか温泉とかは心の底から楽しめない。
メディアとかに出てくる障害者はみんなちゃんと受け止めていてすごいと思うと同時に、自分の矮小さに押しつぶされそうになる。