理由はともあれ『萌え絵を激しく嫌悪する人』が存在することは明らかだ。
そのような人の存在を認識しているにもかかわらず萌え絵を公共の場所に掲示するというのは結局のところ
「我々はあなたがたに配慮しません。文句があるなら公共の場所を使うな」と宣言しているに等しい。
だが本来、公共の場所というのは男性のためのものでもなく、女性のためのものでもなく、異性愛者のためのものでもなく、同性愛者のためのものでもなく、オタクのためのものでもなく、フェミニストのためのものでもなく、それらを含む全ての人のためのものであり、特定の人だけ排除しようとするのは間違いだ。
理由はともあれ『同性愛を激しく嫌悪する人』が存在することは明らかだ。 そのような人の存在を認識しているにもかかわらず同性愛を描いたコンテンツの宣伝を公共の場所に掲示する...
寛容のパラドックス