2023-07-09

例えば疲れていたりすると、この味覚が何なのか、わからなくなるときがある

味覚は不可避な感覚(例えば、痛覚、温感)ではないと思っていて、例えば、疲れていたりすると、この「甘い」「しょっぱい」がどんな感覚がわからなくなってしまう。

それは、口に入れた化学物質により引き起こされているのだろうが、それは、物質が脳に直接到達するわけではなく、単なる電気信号が脳に達しただけ。

そうすると、これを「甘い」「しょっぱい」と感じる自分は何なのか?単なる電気信号なら、それと同等の信号を脳に直接与えればいいのではないか

ましてや、「おいしい」とは何なのだ?どんな信号がそれを感じさせているのだ?それは信号でなく、私が勝手に感じている幻覚しかないのか?

などと考えこんでしまい、その味覚をより深く理解しようと、口の中で食品を遊ばせる。

そして、味覚のゲシュタルト崩壊、みたいな現象が発生してしまい、その味覚はわからなくなってしまうのだ。

これは、先ほどの不可避な感覚では起きない現象だ。そういったところから、私は「おいしいもの」への固執もない。

そういった思考過程から、その「おいしさ」は、次回の私が再度感じられる保証も無いだろうと思ってしまったりするからだ。

  • 長文書いている時間があるなら病院行った方がよくない? 心療内科とか

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