少し前にお爺ちゃん(母の父)が死んだ。
斎場に飾っている弔花を眺めていると、ひとつ見慣れない名前の人から届いているものがあった。
記憶をこじ開け思い出すと、随分前に叔母の結婚式で一度だけ会ったことのある人だった。
自分にとっては、叔母の夫の前妻(故人)との間の息子(故人)の妻にあたる人。
その人にとっては、夫が亡くなったのはもう10年近く前のことだし、結婚式で一度しか会ったことのない義父の再婚相手の父親の葬式に花を出すなんて、できた人だなあ、と思った。
それだけ。
人物
A…叔母
B…Aの夫
C…Bの前妻
D…BとCの子
E…Dの妻
F…Aの父
時系列
1970年頃 BとCが結婚、Dが生まれる
1980年頃 Cが死去
1990年頃 DとEが結婚
2010年頃 AとBが結婚
2015年頃 Dが死去
2023年頃 Fが死去、DがFの葬儀に花を送る
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