2023-04-23

むかしむかし、あるところに大きなダンジョンがあったそうな。

そのダンジョンにはまいにち、まいにち勇者パーティが訪れた。

じゃがあまりに大きすぎて最下層の大ボスドラゴンにたどり着いたもんはひとりもおらんかった。

ドラゴン「あーあー、暇じゃのう。」

そんなある日、ドラゴンはふと思い立って自分ダンジョン探検することにした。

「せっかくこんな広いダンジョンがあるんじゃからもっとしまなくてはならんのう。」

ドラゴン自分の巣から出て、階段を上がっていった。

途中で出会ったモンスタートラップは、ドラゴンの炎で一瞬にして灰になった。

ドラゴンは「ふふふ」と笑いながら、自分の力を誇示した。

やがてドラゴン最上層に到着した。

そこには入口の扉があり、その前には勇者パーティがいるではありませんか。

ドラゴンは「おやおや、こんなところで何をしておるのじゃ?」と声をかけた。

勇者パーティは驚いて振り返った。

勇者「な、なんだ!? お前は最下層のドラゴンではないか!?

魔法使い「どうしてこんなところにいるんだ!?

戦士ダンジョンの主がどうしてここに!?

僧侶「神よ、これは試練ですか!?

ドラゴンは「いやいや、そんな大それたことではないのう。ただの散歩じゃよ。」と答えた。

勇者パーティ呆然とした。

ドラゴンは「それよりも、お前らはどうしたのじゃ? このダンジョン攻略するつもりではなかったのか?」と尋ねた。

勇者「ええ、そうですけど……」

魔法使い「でも、このダンジョンはあまりにも広くて深くて……」

戦士「途中で道に迷ってしまって……」

僧侶「食料も水も尽きてしまって……」

勇者攻略を諦めて帰るところだったのです……」

ドラゴンは「ほうほう」と聞いて「それは、困ったことじゃのう。」と笑った。

勇者パーティは「ええまあ……」と落ち込んだ。

ドラゴンは「まあまあ、そんなに暗くならんでもよろしい。せっかくだから、一緒にダンジョン探検しようではないか。」と提案した。

勇者パーティは「え!?」と驚いた。

ドラゴンは「わしはこのダンジョンのすべてを知っておる。道に迷わせることもないし、食料や水も用意できる。そして、最下層の宝物も見せてやろう。どうじゃ?」

 

メードウィズ AI

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