「同じ値段で同じ店に売られている同じぐらいの量の食品なら、健康を売りにしている食品より、そうじゃない食品のほうが美味しい」を略しているだけだって最初は認識してたのに、いつからかその本来の意味を見失っている。
「健康に悪くても安くて美味ければ商品として価値があるから市場で生き残る」という話でしか無かったことを皆最初は理解していたのに、手短に「体に悪い方が美味い!」を連呼し続けるうちに「身体に悪いほうがスリルがあって美味しい!」にすり替わってしまった。
表現を手短にしすぎるのはよくない。
というよりも、表現の仕方というのは中身に影響を与えるから工夫しなければということなんだろうな。
「お前、それはちょっと頭が悪いよ」を「ガイジかよ」と表現するのを単に同じ意味の言葉を手短に喋っただけだと思ってはいけないのだ。