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個人的には、歴史というものは、現在に対する制約条件だと感じている。
つまり、現在がこのようにねじ曲がっているのは、これまでの歴史のせいだと感じている。
なので、ニュースなどで、古くからあった何かが消滅すると聞くと、現在が歴史から解放されるような自由を感じ、喜びを見出してしまう。
（「因習から解放される」とでも言えば、共感してもらえるだろうか。私は、歴史の全てを「因習」だと考えているので、そう感じてしまうのだ。）
あと、そんなわけだから、歴史を学ぶということも、歴史という制約条件を詳しく知ることで、現在という関数をいかに最大化するか、みたいに小賢しく感じてしまう。
それは、数学の計算問題的には楽しいのかもしれないが、個人的にはそもそも、
そんな制約など消し去れば、真の最大化が図れるのに！としか思えないので、無意味な作業に思う。
つまりは、歴史を学ぶことが、なんか現在の限界を知ることのようで、虚しく感じてしまう。
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