ネットで散々擦られている「女は下方婚しろ」という意見、"下方"というのは要するに自分より稼ぎの少ない男と結婚しろって話(結婚は金だけじゃないとかそういう話は一旦置いといて)だと思うんだが、これにどうにもこうにも納得いかない。収入の悪くない男はめっちゃ余っているという実感があるからだ。
俺の勤めている会社は連結従業員数3万人弱のメーカーで、大体30歳で年収550万、35歳前後で昇進すれば700万程度。そりゃあ一部のアルファ男に比べたら鼻クソのような額かもしれんが、世の女の大半よりは多いと思う。
だが、うちの職場には三十代の独身男が掃いて捨てるほど余り倒している。元々メーカーだから社員の97%以上は男。
僅かな女子社員は2~3年でほぼ全員結婚or寿退社したのと比べ、男どもは半分以上独り身のまま。彼女がいる男も少ない。俺は結婚したが...
弊社だけでも何百人のシングル700万男が誰にも見初められないまま放ったらかされているのに、なんでワザワザ下方婚なんてせんでもと思う。他所様の会社でもそれなりに大手なら、おおよそ似たような状況なのでは。
「社会に男女平等を求めるなら」もっと下方婚しろ、であって 「個人として結婚できなくて困ってるなら」でもないし「個人として利益を求めるなら」でもない と考えればどちらの見方...