サブスクリプションへの批判を見ると、基本的には「アーティスト(音楽制作者)の立場から」という立ち位置であり、その立場から見た場合、お金が儲からないから困る、というシンプルなものだ。無料で曲を聞かれるよりはマシとしても、CDに比べたら儲からないのは確かなので、そりゃそうか、という感想になる。
一方で、アーティストの儲けを大切にする余り「サブスクリプションはクソ」みたいになるのは違うな、という感じもある。CDは面倒くさい、サブスクだから聞く、という層や、零細アーティストでサブスクがあるから聞いてもらえる、という人たちもいるだろうから。純粋にリスナー視点でいうと便利に違いなく、サブスクが無い世界に後戻りはできない。