2022-09-19

家に父親がいなくてよかった点

父は月に1回家に帰ってくるかこないかという人で、中学に入ってついに母と離婚した。

家には母と妹、すなわち女家族しかいない家で育った。

なので、高校生になって彼氏ができて、彼氏の男友達も交えてみんなで遊ぶようになって私は初めて知ったのだ。

男の人はトイレを使うのに便座をあげること。そして使ったら使いっぱなしにすることを。

「ああ、男の人!」

と、素直に感動したことをよく覚えている。それから以後も、あまり腹立たしさを覚えたことがない。一度だけ寝ぼけて彼氏が使った後のトイレに座ってしまって飛び上がったくらいで、まあでも男の人とはそういうものだ、という感が強い。この感覚は、彼氏結婚した今も続いている。

もし父がもっと家に帰ってくる人で、私たち家族を顧みてくれる人で、人並みに反抗期などを起こしていたら、先にこうしたことを父がやるのを目の当たりにしたはずだ。そうしたら私はもっとトイレの便座を上げっぱなしにしている男性に強い憎しみを抱くようになっていたんじゃないだろうか。

父のことを恨む気持ちは強いが、この一点については少し感謝している。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん