選挙でも全く話題にならなかったが、イージスアショアはこのまま代替イージス艦でいくのだろうか。
陸上イージスの候補地選定で陸自が大ポカをしたために当時の河野防衛相が独断で計画を凍結し、なし崩し的に代替イージス艦を作ることが既定路線になりつつある。
元々の陸上イージスの目的であった海自の負担軽減、即効性のあるミサイル防衛からかけ離れている上に、「元々艦艇用のシステムであるイージスを陸上用に改修したものを、更に艦艇用に改修する」というわけの分からない構想になっている。
地元同意を得るために説明・調整をする政治的コストを惜しんで金と国防力はドブに捨てる、という判断を政府はしたわけだ。おそらく自民党にそういう能力はもう残っていないのだろう。