花火の品質にバラつきが大きく、突然燃え上がったり不発だったりするものも多かったらしい。他にも、落下傘型はときおり火がついた状態でおりてきたり、水上を勢いよく走らせる花火やら、今の時代より緩い花火事情を話していた。
現代の品質管理からするとありえないかもしれないが、そういう時代の花火はそれなりの面白さがあったんだとおもう。自分の子供時代も落下傘型はあったから、伊集院の時代からやや下って花火の規制が厳しくなる狭間を経験したんだと思う。
古い時代が良かったとは言い切れないが、そういう規制がかかる前や出始めた黎明期の混沌とした時期だからこそ楽しいと思える要素は大量にあったと思う