30代まではまだ若者のつもりで、老害になりたくなくて若者文化に食らい付こうと頑張っていた。実際ある程度できていた。
しかし40代ぐらいから違和感を感じ始め、50近くなるともうこれはギブアップって感じになってきた。若者文化がダサく劣化したものに見えるようになってしまったから。
心の底で「ダサイ」と感じるものに迎合していくというのは結構な心理的苦痛を伴う。強行しても幸福になれないし、自分のQOLを考えると諦めるのが合理的と判断せざるを得ない。
こうして俺はかつて忌み嫌っていた老害になった。若者からはダサイおっさんに見えることだろう。しかしこちらからは若者がダサく見えるってのは、歳取らないとわからないことだった。
10代とヒトケタ代の間にも、断絶があるってか?