女子重量挙げの彼女は、大会7位なので、おそらくメダルは取れないだろう。
そして、トランスジェンダー女子であるけど、それより上位の成績をとる生粋女子がいるので、
出場それ自体は妥当な性別判定基準を満たしていると判断される。
今、仮にとある競技の予選大会でぶっちぎりの成績をおさめたトランスジェンダー女子がいたとする。
世間は、性別判定基準が妥当なものではない可能性があるとして、
より厳しい判定基準を設定するだろう。例えばテストステロン値がほぼゼロが3年とか。
結果、出場できなくなるか、もしくは、かなりよわよわな体になってしまい、優勝はできなくなる。
つまり、トランスジェンダー女子が金メダルを取れそうになると、出場基準が厳しくなって、金メダルが取れないように再設定されるということ。
生粋女子にとってはフェアなルールだし、これに異を唱える人はいないだろうから、