「永遠の時の流れの中で永遠に堂々巡りをしているのだとしても!
けして立ち止まりはしない
悔いても恥じてもいない誇りに思っている
確かにそのせいでつらい事も多かったが…
合わせてみれば… ちょっと… 良かった… ——ぞ」
「今は—— 前へ進まなくっちゃいけないんだって
ここへ残るのは進むことじゃないんだって
そんな気がするんだ」
「その為にはどの勢力とも争う気がないのだということを
我々が誰もの隣人でありたいと願うことを!
ただ——
その手でその身で!
示し続けるしか… ないのです」
「しかしもっと長い長い年月をかけていつか人は“NT”に進化するでしょう
でもやがてくる新しい力に期待する前に——
ぼくは“人間”としてやれることがまだ残っているのじゃないかと思うのです
ぼくは人がNTにならなければ戦いをやめられないとは思えません
人間としてやるべきことをすべてやって
神よ——
もし本当におられるのでしたら…
どうか手を——
お貸しにならないで——」
「あの時おれはかざした手のひらの
外側に自分がいるような気がしていた…
けれど間違っていたんだ!
おれは今も昔もずっとあの中にいて必死に生きようとあがいている——
みんなと同じ小さな—— 一匹の命に過ぎない!
過ぎなかったじゃないか!」