たとえば森鴎外と脚気
森鴎外はドイツに留学して医学を学び、軍医のトップまで昇進した
陸軍では脚気が流行していて、当時の医学では脚気の原因は分からなかったんだけど、経験的には白米ばっかり食べてると罹る病気で、麦飯が有効なことが知られていた
でも森鴎外はドイツで無駄に細菌の知識とか仕込んできたものだから「そんな民間療法は駄目。脚気は伝染病」と言い張った
しかも無駄に権力があるせいで兵食に麦飯を導入しないことを決定できた
そのせいで、日露戦争では脚気による死者が大量に出た
権威にすがって再現性のある知見を無視する態度は科学リテラシーがあるとは言えないよねえ
Permalink | 記事への反応(2) | 09:55
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それはただの後知恵
当時なんも分からなかったんならただの後知恵だけど、白米食が問題なのは分かってたことだよ 脚気という病気自体は急に流行ったものではなくて、昔からあった。江戸時代にも雑穀を...
権威主義でこだわったわけではない お互いの科学的な主張がぶつかってただけ
それは本当にリテラシーの問題なのか? 「専門家」の判断や学会の潮流はリテラシーって言わなくね?