私はオタクであることも腐女子であることも隠したことがない。たたの同僚ですら話題に上がれば言う。きもがられたことなどないし、好意的に受け取られてきた。
それは私がけっこうな美人だったから許されていたのだと今ならわかる。強め美人系だったのでむしろ親しみやすさが増して良いまであった。
オタクはキモくなかった。キモイのは「オタク」のほうじゃない。
オタクだけじゃないね。意識高い系だって中二病だってぜんぶ顔の良し悪しでアリナシが決まってる。
隠す人の気持ちはわかる。キモイオタクになりたくないもんね。傷つきたくないだけではあるんだろうけど、オタクという属性を守っている尊い人でもあるのかもしれない。
嫌味のつもりはまったくないし、私は容姿で生きることをしてこなかったし、愛だけで選んだ金のない男と結婚してそこまで幸せでもないふくよかなおばちゃんとして生きているので許してね。ブサイクがつらいのはわかるけど、顔が良いだけで敵意を向けられることがあるのもけっこうしんどかったよ。
愛は枯渇するみたいだし、金のほうが良かったのかなあ。それはまだわからないけど、顔と金って結論かなりいやだな。でもそうなのかなあ。つまんないよね。
事実陳列罪