公園にはアイスクリームを売りに来たソジュンと息子のハジュンも車で来ていた。
もう20年も前のことだ。
ドユンはソアはクラスメイトで、ドユンはソアが密かに好きだった。ドユンはソアを公園へデートに誘うために、何度もソアの家に電話した。
ソアには母親がいない。父親のウヌは自営業のためいつも家にいた。
ウヌは娘に言い寄る男に厳しかったため、ウヌではなくソア自身が電話に出てくれるまで、日を改めて何度もかける必要があったのだ。
やっとの思いでソアを公園デートに誘うことに成功し、その日は初めてのデートだった。
ソアとハジュンは家が近く、幼馴染で、仲がよさそうだった。せっかくのデートの邪魔が入ったとドユンはがっかりしていた。
ソアはアイスクリームを買いたかったが、ソアもドユンもお金を持ってきていなかった。
ソアがハジュンに相談すると、ソジュンなら午後も同じ公園にいるというので、ソアはお金を取りに戻った。
ソアと家が近いハジュンが、ソアを家まで送ろうとしないよう、ドユンはハジュンを鉄棒遊びに誘った。本当は一緒に遊びたくなかった。
しばらくしてソジュンに髪の長い女性が声をかけた。ドユンはハジュンに「お母さん?」と聞いたが、違った。
女性の名前はジウというらしく、ソジュンとジウはとても親密なように見えた。
子供を連れているわけでもなく、よく一人で公園に来てソジュンからアイスを買ったり、ただ話だけして帰ることもあるらしい。
二人がしばらく話した後、
ソジュンは教会に行くとハジュンに伝えるのをドユンは横で聞いていた。ジウはソジュンの車に乗り込み公園を去っていった。
ソジュンは公園から去る途中、家に戻る途中のソアに追いつき「今日は急用でアイスを売ってあげられなくなったけど、また来てね」と言った。
ふたりをアフリカ出身のンポッソとユッソハにして、 アイス屋さんに替えて肉屋のッソエ、 教会に替えてニンハッメテテでお願い。