出産を経て、ジェンダーについて考えました。妻は35時間の難産で、本当に命がけだった。だから、男女を「平等」と捉えるのは違うと思う。同じことを同じように求めるべきではない。育休にしても、男性は身体的なダメージはないけど、女性はけがをしているのと同じ状態で、子育てだけでなく、自分の回復も含まれる。
男性が家事をして、隣で女性が寝ていても、休んでいるわけではない。回復のために必要なんです。女性にこれほどの精神的、身体的な負担があることを、男性は忘れてはならない。困っていることは何か、コミュニケーションをとってお互いに理解することが大事だと思います。
朝日新聞が町長からジェンダーに関する考えを伺った通り、女性に対して男性と同じことを同じように求めるべきではない。