そのコンビニはトイレの入り口手前にコピー機が置いてあって入り口からは随分離れたところに置いてある。
コピー中、レジ脇のコーヒーサーバーの近くに20歳前後の170はあろうかという細身の青年が何か大きな声をあげているのに気づいた。
入店するお客に片っ端から「こんにちは!こんにちは!」と声をかけている。でも誰も返事をしない。
誰も返事をしないものだから相手を探して店内をうろつき始め、コピー機の横にあったATM利用中の女性に声をかけ始めた。
「おばさん、ねぇ、おばさん、こんにちは。ねぇ、本さわっていい?」(ATMの並びに雑誌ラックがある)
青年が近づいてきて何度も何度も女性を呼ぶので、女性も無視しきれなくなり「ダメ」と一言。
「ねぇ、おばさん、ねぇねぇ。本、やぶっていい?」「だめ」「ねぇ、本とってもいい?(おそらく窃盗の意味の”とる”)」「だめ」
こんな感じで3往復くらい無意味なやりとりとしていた。
私は恐怖に負けてコピーも終わらないまま店を出た。
コンビニプリントに切り替えてから、 家のプリンターがほぼ稼働しなくなった キンコーズも近くにあるから、利用を検討しているときにコロナに突入