2020-12-25

マスク 第一

コロナ…それは決して許されない罪のウイルス

その存在を少しでも坑がう為に人はマスクを身につける。

この物語は、もはや日常において欠かせない存在となってしまったマスク物語である


さて、マスクという存在コロナから身を守る為の存在ではあるが、絶対存在ではない事はご存知であろう。

そんなマスクがどのように不完全な存在かを身を以て私は検証することにした。

まず数日間便意を催しても我慢した。

そして程よい溜まり具合をなんとなく感じた私は実行に移した。

プス・・・プスぅ・・・

すかしっ屁である

数日溜まった腹の中はすでにパンデモニウム状態である

屁一つで自らが悶え苦しむ状態になるのは言うまでもないだろう。

そんなすかしっ屁をマスク着用の私は静かに・・・ただ静かに・・・放屁したのだ。

コロナから自身を守るためのマスク。やつの力を試す絶好の機会である

「見せてもらおうか、マスクの性能とやらを」


結果は

突き抜ける悪臭

そして唸りを上げる空気清浄機。やつでさえ悲鳴を上げるのだ。

マスク相手になるはずはない。

こうして私はマスク勝利した。勝利を糧に今のマスクに足りないものを得ることができたのだ。

私はこれよりマスクコロナなんぞに負けない為の研究を始める事にした。

私のマスク道はこれからだ。

ー完ー

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