自分は夫婦別姓支持派ではあるが、よく夫婦別姓の話題になると表題のような言説が数多くみられるのが気になっている。
当たり前の話ではあるが別姓にするか同姓にするかは夫婦2人の問題であって、自分が同姓にしたかったとしても相手次第ではできない場合もあるからだ。
だから、同姓にしたいと思っている人達が夫婦別姓制度に反対するというのは至極理解可能である(現行の同姓強制の是非はここでは問うていない)。
いかにもはてな的な言説であり、自己決定的な文脈で表題のような物言いが心地よいのだろうとは想像できるが、どうもこれが夫婦の問題であるという根本的な観点が抜け落ちているのではないかという気はする。