なんて思ったりした。終戦記念日前だから思うってわけでもないけど。
各種産業がゆっくりと衰退に向かう日本が一縷の望みをかけたインバウンド中心の観光産業を、軒並み焼き払っていく空襲みたいだなって。
そんな空襲を前に国民は戦時体制よろしく「欲しがりませんワクチンができるまでは」ってやってるし。その頃にはほとんどの産業が死に絶えてるんだろうけど。
何かが音を立てて焼け落ちるのって、たぶん綺麗な光景なんだよな。パチパチって音が花火みたいでさ。
誰もどうにもできないんだと思う。いつか来た道じゃないけど、各国はブロック経済に向かい、やがてどこかで戦争が起きるんだろう。病気で死ぬか、戦争で死ぬか。それでも僕らは「欲しがりませんワクチンができるまでは」をやるしかないんだろう。