新型コロナウイルス対策のために社会は変容を余儀なくされた。この動きを「ニューノーマル」や「新しい日常」という。
厚生労働省の「新しい生活様式」は、日常の中で取るべき新型コロナウイルス対策といったもので、新しい日常を実感できるものではない。
一昔前にあった「なんでも妖怪のせいにする子供」みたいなものだ。
とにかく、誰かに怒られそうになったら「コロナのせい」にできる――それが新型コロナウイルスとともに生きる「新しい日常」なのだ。
なんでも妖怪のせいにする子供、良いものであった…客観的な事実を収集したりそれらを元に俯瞰的に物事を捉える手段が限られている子供にとって、数少ない恐怖への立ち向かい方だ...