へうげもの。アニメで見たんだがなかなか良かった。作業用BGMとして流しておくにも良い感じ。原作の半分くらいまでだろうか?それでも40話近くあって、ずっと流しておいても終わるまでかなりの時間がかかる。
織田信長〜豊臣秀吉の時代に、織田の直臣から始まって大名になる織部という男と、師匠である千利休、それを取り巻く人たちの話。「数寄か武か、それが問題に候」の決まり文句通り、武で名を上げるのか趣味人として生きるのか。そんで武力での支配と文化での支配。主人公の織部は趣味人でありながら、それを武器に成り上がっていくサクセスストーリーとして捉えることもできるし。織田信長・豊臣秀吉の武力による支配と、千利休の文化的支配力のぶつかり合いのようにも捉えられるし。趣味に生きるのは今も昔も大変だよねぇ、と勝手に共感しながら見ることもできる。