一個人における認知上において、夢と現実にそれほど意味上の差はない。
夢が幸せならばそれは幸せそのものなのだよ。
それに、現実を生きる市民の多くは現実に向き合っていない。
現実を生きながら白昼夢を見て、言い換えれば逃避をしながら生きている。
それほどに現実というのは人間にとって複雑すぎる。
それはべつに最近に限ったことではない。
古より人間は現実に向き合わず神の存在に逃避してきた。
そういうものだよ。
気負うことはない。
現実の自分の人生はいろいろと制約が多くて、他者と比べると劣るように感じるかもしれないが
夢想の中で覚える自由や幸せこそがその人間を崇高にしている核であり、
現実の状態というのはそれを包む薄衣にすぎないのだ。
時代の風が吹けばたちまち吹き飛ばされてしまう程度のものでしかない。
そんなものに固執することはないだろう。
Permalink | 記事への反応(0) | 03:22
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好きこそものの上手なれ これこそが生活するうえでうまく立ち回っていくことだと思う。 初夏の蒸し暑い夜にこんなことを書いているのは、偏に将来への不安に包まれたからである。 ...
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